台湾人生


昨日はポレポレ東中野に台湾人生を見に行きました。
台湾渡航70回以上を誇る、まどか出版さんの編集長からゆずってもらったチケットでしたが、チェックしてみたら今週いっぱいの上映。
(映画の台湾取材の際、まどか編集長は監督の相談に少しのったそうです)。
〆切りの近い仕事はあったものの、あわてて映画館に足を運びました。

これは日本統治時代の台湾で、かつて日本人だった人たちのインタビューによるドキュメントですが、
見ていると何とも複雑な思いがこみあげてきました。
インタビューされている人たちはみな日本語が堪能で、
また言葉だけではなく日本人としての高い教育を受けており、日本人としての誇りを持っています。
ところが日本を愛しながらも、敗戦後には日本政府にはあっさり見捨てられてしまう。
日本は好きなんだけど、今の日本政府に言いたいことがいっぱいある。
戦前と戦後では、同じ日本でもまるで違う国ですが、あの人たちにしてみればそれで済む話ではありませんね。

台湾で会った人の多くが、自分たちに「台湾人」という言葉を使っていました。
自分たちの文化や歴史への理解が深まったり、DNA調査で血統が明らかになったりして
「台湾人」へのアイデンティティは強固なものになりつつあるようです。
(台湾人の血統は、もっと古くから台湾に住んでいた、いわば台湾の「原住民」が主体となっています。
 いわゆる中国人のDNAとは明らかに違っています)。
そして、意識のある台湾人たちは、それを自覚し、また誇りに思っています。

それにしても世界中、どこの国でも隣国どうしは仲がわるいのが相場なのに、
こんな近くに日本に好意を抱いてくれる隣人は貴重です。
台湾は日本の防衛ラインでもあることを鑑みても、もう少し日本人も目を向けるべきではないでしょうか。

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