ブランド名の横に「ウランバーナの薬師」をとりあえず置いてみました。
5月の連休で告知した表参道の絵画ディスプレイですが、7月14日〜16日、表参道aoビル1F、マリナ・リナルディにて3日間、行われることになりました(時間は11:00〜20:00まで)。
いや。自分のブログなんで絵画ディスプレイを強調してますが、実はこちらはマリナ・リナルディさんの「2012 秋冬受注会」として行われるイベントの一環。
主役はあくまで服なのですが、大きな作品を置かしてくれることになり、けっこう賑やかで面白いイベントになると思います。
マリナ・リナルディは周知のようにマックス・マーラ系のイタリアンブランド。
秋冬ものはどんな新作が登場するか、まだひみつなようですが、今、店頭に置かれてるブランドはインドシナ半島のイメージで作られたものや、地中海色をしたブルーグリーンのものが並べられていたりと、わたしの絵とは相性が良さそうです。こちらはHPトップにある「ジャイサルメールの孔雀」と、おなじみ「なまけ蛙くん」。
な、なんだ。マリナ・リナルディの店内でもなまけてるじゃないか!
マックス・マーラの担当の方に原画をお見せするのははじめてのこと。
出がけに「ジャイサルメールの孔雀」と小品、それに額装した水彩、それになまけ蛙くん、招き猫ちゃんなど諸々を持って出かけようとして、ふと大きな絵を見せたくなりました。
汗が吹き出るのを覚悟で、右腕に小品の数々。左腕に50号キャンバスに描かれた「ウランバーナの薬師」を持っていざ出陣。
道すがらイタリア人の担当女性にお会いして、路上プレゼンテーションしたところ大ウケでした。
20年前はまるで理解されなかったおすもうエンジェルたちですが、”Very cute !”とのお言葉です。イタリアとは著書やイラストで縁があるだけに、イタリア人に喜んでもらえるとは本当に嬉しい。
店内に入り、大小合わせた作品を並べてプレゼンしたところ、店長の方からこんな感想を言われました。
「違和感ないですね。もっと大きな作品はありませんか?」
「大きいのならあります。たしかに違和感ありませんね。
違和感を”いわんか”・・・なんて、ウフッ♪ 」
「・・・・・・」「まな板みろく」 もディスプレイのひとつとして展示されます。
失礼いたしました(汗)♪
さて、大きな作品の要請は意外でしたが、たしかにスペースを見れば小品ではあまりディスプレイになりません。
マリナ・リナルディ・2012 秋冬受注会では、80号(146x112cm)2点、50号2点(117x91cm)を展示予定。いずれも旧作ではありますが、山形山水図を除き大きな作品を人前に出すのは久しぶりかな。
どうぞ、みなさま。
お時間が許せば、足をお運びくださいませ。
明日と明後日は青森に出張、ブログはお休みいたします。