欧州選手権、決勝くらいは見ようと思いましたが、スペイン、シャビからアルバへの見事な1点めを見たら満足し、そのままいぎたなく寝てしまいました。
起きたらカテナチオ(かんぬき)と呼ばれたイタリアが4点も取られてびっくり。
それにしてもボクシングは不況なほど強い選手が出るそうですが、欧州も借金の大きい国ほどサッカーが強い?
ドイツがイタリアに負けた時、ドイツ本国ではそんな負け惜しみが言われたそうですが・・・。ニキ・リンコさんの新刊カバー。自閉っ子の大好きな、れいんぼーだまです♪
さて、そんな渦中の国のひとつギリシャですが、昨日はそんな欧州危機とは関係なく、NHKスペシャル「知られざる大英博物館〜古代ギリシャ」をオンエアしていました。
わたくしもギリシャ彫刻に彩色が施されていたというのは何となく聞いたことはあるものの、まさか大英博物館で彩色を削り落とす作業が行われていたのはびっくりでした。
それが白人優位の社会イメージを作り上げるために、「白いギリシャ」というヨーロッパ文明の象徴を作り上げたというのは何ともはや・・・。
番組に何らかの意図もあったとしても、ギリシャ彫刻に描かれた絵の具を削り落としたのは、どう考えても間違いありません。
わが国でも明治時代の廃仏毀釈などがあり、長い歴史の中には破壊されたり、歪められて伝えられるものが多々ありますが、その当時、イギリスも世界中に植民地を置き、世界に冠たる大英帝国を築き上げた時代でした。
白人が有色人種を支配する際には、そのような思想が求められたのでしょう。
ギリシャ彫刻と比べてはいけませんが、なまけ蛙くんも色を塗る前と後ではまったく違います。
それにしても、彩色されて再現されたギリシャ彫刻はイマイチでしたね。
色を塗った方はそれなりの腕前でしょうけど、あれだけの彫刻の上に色を塗るのであれば(もちろんレプリカでしょうけど)、もう少しやりようがあったのではないかと思いました。
それにしても若い頃、ギリシャ彫刻はまばゆい日差しの中で見栄えがするように、あのようなくっきりした目鼻立ちになった。日本の仏像はほの暗い光の中、見栄えがするようにあのような平たい目鼻立ちになった・・・なんて説を聞いたことがあります。
でも、大理石に極彩色がなされていたとするなら、あんまり関係なさそうですね。
単に民族の彫りの深さに由来するだけだったりして。
毎度おなじみ、赤坂のトルコ料理アセナのレベントシェフ。この人はギリシャ系だそうですが、トーガを着せたらまさにそれ!
日本の仏像でも、完成された当時は極彩色に施されていたそうですが、CGなどのテクノロジーを駆使して再現されたものは、今ひとつピンときません。
あの源氏物語絵巻の再現もそう。
作り手は原型の彫刻より良くするために色を塗るわけだし、残されたギリシャ彫刻のレベルなどから見て、わたしはどうも腑に落ちません。
彩色されていたことは間違いないでしょうが、もう少しなんとかならんものか(特に目!)
ボストン美術館展の曽我蕭白先生の龍は見事な修復だったし、ミケランジェロのシスティナ礼拝堂、レオナルドの最後の晩餐の修復も偉業と言って良いでしょう。
最後の晩餐は修復に何10年もかけたようですが、やっぱり、そこまで手をかけないといかんのかな。
なんで白いギリシャだと彩色してたらダメなの?
わからん。
ヨーロッパの教会見てても北は地味で南は明るい色使ってるよね。
それを思うとギリシャが彩色してても自然な気がするけど。
イギリスがたんに、自分たちの趣味に合わせたんじゃないの? あそこはあんまり色々なものに色塗ってない。
イギリス人が犬を猫かわいがりしたり、アメリカ人がフォアグラは残酷だからと禁止したりするの見ていると
こいつら有色人種より動物に人権を認めるんだな、って不思議な気持ちになりますわ。
だいたい白とか黒とか私たちにはあいまいでしょ、区別が。
マラドーナは白人じゃないんでしょ。彼らに言わせると。
じゃあメッシは?
ポルトガルとかあのへんは?
どうでもいいわ。そんな区別。
昨日、日曜日、サクジイの「エジプトフォーラム21」に紛れ込んできました。
第18王朝のアメンヘテプ3世関連の修復作業がほぼ完了したとのことです。
スライドを観て涙したのは(ウソ)、「ほぼ」と言うのは、復元できない部分が在るからです。
その部分は、壁画でも、彫像でも、イギリス、フランス等が自分達の欲しい部分だけを
削ったり、捥(も)ぎ取ったりして自国の博物館に展示してるからです。
それで世界に誇る○×博物館、とか盗人猛々しく言っちゃってくれて、野蛮人の証明ですね。
一神教はテメーだけが正しい。
超余談。
ロシア情報に拠れば、CIAも土下座するファイアーウオールに守れたバチカンのコンピューターに、
1/70億人が見事潜入したそうです。
バチカンもやるもんで、人物を特定して、バチカンでガードマンとして雇ったんですが、
これが、様々なアクセスコードと共に失踪してます。
バチカンのコンピューターには、超極秘情報も入ってまして、
これが露呈したら、まあ、キリスト教は終わるかも知れません。
とまあ、またハリウッドのネタに成りそうな、お話です。
画伯今晩は!
完成したなまけ蛙くんからは、最初の型抜きの状態が想像出来ないですね。
実は私の頭の中で、画伯がどんな色にされようとしてるか何だかわかったような……(^_^)☆
どんななまけ蛙くんが誕生するかすごく楽しみです♪
足をお大事にしながら、どうぞ宜しくお願いします!!
>これが露呈したら、まあ、キリスト教は終わるかも知れません。
イランが爆弾「福音書」を発掘した、という情報もあります。
トルコで発見されたとされる動物の皮に記された福音書。
バルバナという人による本物の福音書である模様で、
それに拠れば、イエスは磔(はりつけ)にされていない、
とのことです。
バチカンが見せろ、読ませろ、と迫っているものの、
イランはヤ~だよ、って。
そして、
バチカンは最近、「宇宙人を神にして凌ごう」としていたフシがあるのです、
って、何でも有りかい! (実は正解だったりして)
もう煮詰まってきているんですね、宗教。
あ@花さん、おはようございます!
>イギリス人が犬を猫かわいがりしたり、
>アメリカ人がフォアグラは残酷だからと禁止したり
まさに一時が万事の例と言えましょう。
自己矛盾を少しも疑問に感じないこの辺が、白人全般に言えることでしょうね。
牛は食べて良くって、鯨は食べちゃダメ。
同じ生き物だからという考え方をせずに、「神が決めた食べ物」とかワケわからないことを言う。
オリンピックでも彼らは自分たちが不利だとルールを変えるところからはじめるわけですが、逆に言うとそのあたりが日本人が今ひとつ世界でイニシアチブを取れない理由なのかもしれません。
でもあんまし勝手なことばかり言うなよってカンジかな。
お頭さん、おはようございます!
よく言われることですが、大英博物館もルーヴル美術館も泥棒の巣窟です。特に大英博物館はそうかな。
ただ、先日ボストン美術館展を見て思ったことですが(アメリカのコレクションはお買い上げ)、外国にあった方が保存状態は良かったりで、先のイラクの博物館の強奪やエジプトの政情不安定さを考えると、本国に返還というのは早すぎる気もします。
盗んで売るヤツが多すぎますしね。
>それに拠れば、イエスは磔(はりつけ)にされていない、
ほほう!
でも、仮にそれが事実としても2000年前のことですから、もう関係ありませんな。
キリスト教もイスラム教も一神教なのに、その母体がユダヤ教であるということが、甚だしい確執を生み出しているのだと思います。
イスラムが日本人と乖離してることは言うまでもありませんが、イエス・キリストと神との三位一体というのも、日本人にとって理解を絶する考え方であります。
このややこしい理屈は西洋人にとっても理解できない人がいるらしく、ジョブスやチェリビダッケのように禅に傾倒する人も少なくないのは、そんな理由でしょうか。
いっちゃん、おはようございます!
決まりですね。
いっちゃんのなまけ蛙くんは新色で行きたいと思います。
ターコイズの青より。
ピーコックグリーンかピーコックブルーあたりを考えていますが、如何でしょう?