はじめは些細なことから(其の二)〜実家シェアハウス計画、白紙になった原因のひとつは介護保険をめぐる話でした。

義母の実家シェアハウス計画は白紙に戻り、拙宅に同居という形になり1ヶ月を超え、拙宅も実家もようやく落ち着いてまいりました。

義母は私の祖母二人に比べると、はるかにクセのない人ではあるのですが…。
実際、 今現在に拙宅で同居して、トラブルらしきものは一切ないので、ともかくも80年90年生きた人同士の同居は難しかったとしか言いようがありません。

先ずは食事や話題、習慣というのが決定的に違ったこと。

それから実家における義母の部屋というのが、母の書道教室をする部屋の真隣だったこともあります。母もお弟子さんも落ち着かないし、義母はゆっくりできない環境でもありました。

そんな中、決定的となったのが母の介護保険の問題です。

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義母が実家に移り住んでから、しばらくしたある日に母から電話がかかってきました。担当のケアマネさんから、「健康な人と同居すると介護保険が受けられなくなるとの連絡を受けた」と言うのです。

ええ〜?
同居する人も高齢者。母もペースメーカーが入った障害者です。そんなことで保険が受けられなくなんてあるのかな?

加えて言えば、母が受けられる介護も、週に一度の掃除をする程度のことでした。
だから私も甘く見ていて「万が一、受けられなくなっても、私が実家で週一顔出せば良いだろう」くらいに考えていたのですが…。

いや、そこから話がこじれること二転三転。

ケアマネさんらが何度か区の担当に掛け合うも、介護保険が受けられなく規定は変わらず。また、母は頑として介護保険を手放さないと主張します。そのうち家族の消耗ぶりは限界に達し、義母を拙宅に迎えることで一段落しました。
もちろん母の介護保険は今まで通り受けられることになりました。

つまらない些細なことも重なると、立派なトラブルの元という良い例ですね。

とはいえ、拙宅での生活は軌道にのり、8月初旬にはお客さんをお呼びして食事会を致します。もちろん義母もご一緒です。
わが家の千客万来は変わりませんので、これからもよろしくです♪

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