自分の家族マンガ、一線を超えそうで描く気しなくなっていたのが、西原理恵子さんの一件で腑に落ちました。

義母が小暮家の実家に引っ越しをしてから、早や2週間が過ぎました。

新しい実家の生活は順調そのもの…
いやいや! んなわけ、ねーだろ!

まったくもって毎日、これでもかというほど色々波乱がありまして、とてもマンガやブログにしているヒマがありません。
マンガにしたら、さぞ面白いだろうと思うネタも満載なのですが、一線を超えそうな気がして、とても描く気にとてもなりませんでした。

なぜだろうと思った時に目にしたのが、漫画家・西原理恵子さんのお嬢さんの一件です。なるほど…自分がなぜ家族マンガを描く気にならなかったのか腑に落ちました。

腑に落ちた理由は、推測していただければと思います。

さて、妻とはお互いに自分たちの家族の話をする機会が増えました。
子供の頃の両親、祖母や祖父の話、友達の話などなど、毎日汲めども尽きぬ話題でいっぱいです。

その中で話したことが、以下のようなことです。

私「うちの母方は三人姉妹で、生まれた子供がみんな女の子だったろう。
そんな中でオレが一族最初の男の子だったから、ものすごく可愛がられたそうなんだけど、オレ自身はおばあちゃんからも、母からもそんなに可愛がられた記憶がないんだよ」

妻「そうなんだ」

私「誰に一番可愛がられた記憶があるかというと、それがオヤジなんだ。
ところが、母に言わせると『お父さんはアンタをあんまり可愛がらなかった』と言うのよ。生まれた時もオヤジは喜ぶというより不思議そうな顔をしてたらしい」

妻「それ、前に聞いて調べたんだけど…可愛がわられすぎると、それが当たり前になって、自分が可愛がられてると思わなくなるみたい。
子供は程々に可愛がられるくらいが丁度いいんだって」 

私「なるほど! オヤジの書斎に勝手に入ると、怒りはしなかったけど不機嫌だったからな〜」

家族どうしでも記憶を手繰っていくと、まったく違う見方をしているものです。
久しぶりに家族マンガを描いてしまいましたが、まったく当たりさわりないものになったことは、どうかご容赦のホドを(笑)♪

▼オヤジは私をこんな風にかわいがっておりました。
「てんてこりん」って昭和な言葉がどこから来てるのか、未だに謎です♪

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