「フミくん物語」は「神様のレッスン」の原型〜そういえば描きながら、自分の立場を重ね合わせていました。

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昨日アップした「フミくん物語」は、予想以上の反響でした。
やっぱり頑張った人の物語には共感する人が多いみたいですね。

もちろん世の中には「頑張る」という言葉が嫌いな人もいます。
言葉だけでなく、頑張る人が嫌いな人もいます。
また、頑張りすぎもいけませんし、頑張りが必ずしも結果に結びつかないことも多いです。

でも、やっぱり努力や精進って生きる上で必要なことだと思います。

久しぶりに自分で描いた「フミくん物語」を読みかえし、フミくんを応援しながら漫画を描いていたことを思い出しました。そういえば、これを描いていた時期は個人的に大変な時期だったこともあって、フミくんの姿に自分の立場を重ね合わせていたのかもしれません。

フミくんが困難を超えていく場面を描くと、マンガほど劇的でないにせよ、自分も一緒に何とかなった記憶があります。

私にとっての「フミくん物語」は、いわば「神様のレッスン」の原型と言えるかもしれません。

誰でも生きていれば壁や困難に突き当たるものですが、その超え方は人によって千差万別だと思います。ベートーベン先生のように壁を突き破ってしまう人もいれば、壁を避けて通る人もいる。

私の場合、“壁や困難は切り抜けるもの”と思っていたのですが、「神様のレッスン」を作りながら、少し感覚が変わってきました。

アチャールくんは運命を超えようとか、何者かになろうとは考えていません。ただ、自分にやってきたものを受け入れ、来たものに対して一所懸命です。

そして壁の前で、ダメだとあきらめず知恵を絞る…。

続きはまた明日以降!

▼こちらは久々の食べ物の絵。銀座アーンドラ・ダイニングのビリヤニミールスです。

 

 

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