「子どもがウソをついている」とウソをつく教師〜卑怯な人間は、無能な人間より始末が悪い。

汗だくで苦しくてクラスメイトと『辛い、苦しい、テレビでもマスクして亡くなった子がいるから外したい』と訴えたら、うちの学校で死んでないのにそう言う事言わないでと言われたそうです。本当に許せない。

まずは、この一連のツイートです。

これはひどいですね。

これが本当なら、教師が「子どもがウソを言ってる」と、ウソをついてることになる。このお子さんのメモを見れば、そうでないのはわかることなのに。

私が本厚木で中学校の教員をしていた1980年代の後半、先生のあり方には色々問題を感じていましたが(自分自身も含めて)、ここまで教員って卑怯だったかな?
それとも、その頃と今もそんなに変わらなかったのか。

その頃の中学生だった生徒たちも今では、人によっては教育の世界で上に立つ立場になっていますから、今の教員が、その流れを受けてることは間違いないでしょう。

さて私自身は、臨時採用職員を2年間だけやっただけでした。
自分自身に問題なかったと言えば、決してそんなことはありませんが、当時の他の先生たちを見て疑問に思うことは多々ありました。

その筆頭が「見て見ぬフリ」かな。

中学生も2年3年となると、体格も大きくなる一方で、知力や社会性がそれに伴うわけでない、いわゆる思春期の一番むずかしい扱いに差し掛かります。
1年と3年では、体力に雲泥の違いがあるので、当然いじめまがいのこともある。

先生にはタメ口でも、先輩には不思議な敬語を使う。
そりゃ、先輩の方がはるかにコワいもんね(笑)。

実際に先輩が後輩に危害を加えてないとしても、2年生が1年生を大勢で囲んで因縁をつければ立派ないじめです。

私はそれを見つけると注意しました。
ロクな先生ではなかったけど、それはしました。
そして、よく加害者の生徒から「殴ったりしてねーよ、ショーコがあるのかよ」と言われました。
まあ、子どもなりの開き直り、屁理屈には困ったものでしたが、もっといけないのは、多くの先生は注意しなかったんだよね。

見て見ぬフリはいかんだろ。

この頃と今と違うのは、さきほど挙げたツイートの例が小学生ということもありますが、結果的に…ですが、子どもが先生にいじめを受けているような状態だということです。

これは小学生の子どもは、どうすることもできず、理不尽な言いつけを守るほかない。守れるのは親だけですね。

それにしても卑怯な人間は、無能な人間より始末が悪い。
それが教員ならなおさらです。

考えてみれば、このコロナ禍で起こっていることは、無能ではない、ある面で有能だが卑怯な人たちが上に立ち、自分たちの保身や利益に腐心しながら、見当外れの手段を打ち出していることでしょう。

医療然り、行政然り、教育然りです。

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