「学校は教師のために、病院は医者のために、国会は議員のためにある」〜ゴーマニズム宣言「コロナ論3」を読んで思うこと。

最近、テレビでは(テレビを見ないと言ってますが、ニュースやワイドショーの類は見ないという意味です)、アシックスなどが五輪のCMをしているようですね。

東京五輪開幕まで2カ月「一定の観客いれて」意見強まる

巷では無観客とか、五輪中止なんて喧しいいですが、大相撲だって野球だって観客入れてやってます。感染者なんて出てないんだから、入れて五輪を開催したところで、何の不具合もありません。

前からはっきりはしていたのですが、宣言延長は単なるアリバイ作り、やってます感だってことで、多くの国民がそれを知っているということです。

いみじくも「学校は教師のために、病院は医者のために、国会は議員のためにある」ということが、本当のことだと、白日の下にさらされることになりました。

そういえば先日、花風社浅見社長に勧めらた「ゴーマニズム宣言・コロナ論3」を読了しましたが、その中に、こんな言葉がありました

視聴率しか考えないテレビ。
テレビを鵜呑みにする大衆。
テレビに出たくておもねる御用学者。
データを無視する専門家。
強権パフォーマンスをしたいだけの知事。
政争の具としか考えてない野党。
定見がまったくなく、ただ流されるだけの政権。

いや、よく言われていたことだけど、これってホントの話なんですよね。

それにしても、しばらくぶりにこの人の本を読んだなあ。

初期のゴー宣はアンタッチャブルだったものに忖度せず「正論」が書かれているなという感じで、よく読んでいたのですが、いつの頃からか読まなくなりました。

それは、この人の言ってることがピンと来なくなったからなのですが(なぜかの説明は長くなるので省略します)、今回のコロナ論3に関して言えばは終始、正論でしたね。

リアルタイムを追って連載で書いているため、中川医師がまだシャンパーニュ中川とか、日本寿司会とか言われておらず、あのマスク着用で亡くなった大阪高槻の少年のことも、当然ながら載っていません。

逆に、本の中に書かれていたことが現実になってしまったということでしょうね。
後者は現実に起こってはならないことでありますが、コロナが収束してから読んだら、また別の意味が出て来る本になるかもしれません。

たぶん、この本に書かれていることで現実になることが、まだまだ出てくるな。

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