「ゆで論」
グルマン世界料理本大賞2022を受賞いたしました!
1年余り関わってきた、奥田政行シェフ渾身の一作「ゆで論」が、いよいよ上梓されることになりました。
発売日は奥田シェフの誕生日12月4日、それに合わせて土曜5日にヤマガタ・サンダンデロで、出版記念パーティーと誕生日祝いをいたしました。
会の様子が後ほどアップすることにして、本の内容をチラ見いたしましょう。
本の袖をめくると、いきなりパスタ場大公開のイラスト(笑)。
▼味のフローチャートもあります。ほかにもオリーブオイルベース、トマトソースベースのお品書きあり!
基本、「ゆで論」はプロ用の本なので、もちろん書いてある通り作るに越したことはありません。
ただ、多くのレシピ本がそうであるように、家庭で作る場合は素材をすべて揃える必要がないし、プロセスも多少は省いても良いと思います。
ゆで論の最大のポイントは、濃いめの塩水で茹でてから、湯水ですすぐことなのですが、わが家でこれはハードルが高いのでやってません(笑)。
その代わり、本書で別に記されてるように、パスタに味がつくほどの塩水で茹でたあと、ラーメンのように、よく湯切りをするようにしています。
通常はパスタの塩水を、からめるソースに加えるのが定石ですが、驚いたことに、これをせずに、湯切りをした方が美味しいのですね!
昨日はそれを試す意味でも、冷蔵庫にあったキノコ類でボスカイオーラを作ってみましたが、これがまた別世界!
きのこを最初にバターで炒めてから、バットに置いて、ツナ、アンチョビ、トマトソースを加えるだけのシンプルなレシピなんですが、出来上がりがなぜだろう違うのは驚きです。
小暮ファクトリーでも「ゆで論」は扱いますが、まずは自分のところのカレンダーが先(笑)。少しでも早く読みたい方は、上記Amazonからご注文くださいませ。
明日はヤマガタ・サンダンデロのパーティーの様子をアップします。