「テネット 」見て来ました〜主役は何とデンゼル・ワシントンの息子。助演の身長191cmの女優さんにびっくり!(ネタバレなし)

クリストファー・ノーランの新作「テネット 」を見て来ました。

難解と言われるノーラン作品ですが、この人の映画は娯楽として良く出来ているので、難しい理屈は、あまり考えないで見る方が楽しいかもしれません。

すごく面白く、150分もある上映時間がすぐに過ぎてしまいました。

作品のベースに「時間」をテーマにした、相対性理論がらみの話があるのですが、それ以外にも個性的な登場人物と、そのファッションに魅力がありました。

まず、主人公が黒人なのが意外でした。

“名もなき男”という役名ですが、身体能力が高くアクションのキレが抜群。初めて見る顔だけど、いったい誰だろうとエンドロールを見ると「John David Washington」。
ワシントンとかジョンソンなど、 大統領の名を冠した姓は黒人に多いのですが、家に帰って調べてみたら、なんとデンゼル・ワシントンの息子さんじゃありませんか。しかも元プロフットボールの選手なのね。

どうりで動きが良いわけだ。

ケネス・ブラナー演じる、ロシアマフィアのボスに「億万長者を名乗るんなら、ブルックス・ブラザーズじゃダメだ」と言われる場面がありますが、そんな場面でも育ちの良さがにじみ出ていて、いったい誰かな? とは思ったのですが…まさかデンゼルの息子とはね(笑)。
(映画のスーツはすべて特注品で、実際にはブルックス・ブラザーズのものではないそうです)。

悪役のセネター役が、あのケネス・ブラナーだったのも意外でした。
映画前の「ナイル殺人事件」の予告編で、でポワロを演じている姿と違うので、見終わった後でケネス・ブラナーと気づいたのですが、憎々しさが安定の上手さですね。

「ナイル殺人事件」では監督もしているそうで、前作のオリエント急行を見逃しているので、こちらも見てみたいです。

驚いたのがセネターの妻、キャット役の女優さんですが、男性を含めた登場人物の誰より背が高い。

映画は男優女優含めて、実際の身長を変えてみせるのが普通だそうです。
昔の映画会では、背の低い男優を台に乗せることを、 あの早川雪洲にちなんで「セッシュウする」なんて言ったそうですが、逆にCGじゃないかと思うほど女優の身長が高いのです。

調べてみたら、エリザベス・デビッキというフランスの人で、何と191cmあるとのこと。ハリウッドではニコール・キッドマンやシガニー・ウィーバーのように、180cm、6フィート以上の女優は珍しくありませんが、さすがに190cm以上の美女は見たことがない。

最近のハリウッドでは、オードリー・ヘップバーンやグレース・ケリー、エリザベス・テイラーといった、誰が見ても王道の美人という人が少なくなりました。
どちらかというと、今のハリウッドは個性的な美人全盛。でも、リザベス・デビッキは王道の美人で、しかも身長191cm!

いやはや時代は変わったものです。

え? 役者の話はわかったけど、映画の中身はどうだったって?
いやいやネタバレになるので、ご興味ある方はぜひ映画館に足をお運びくださいませ♪
音響の迫力も素晴らしいです。

 

 

 

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