毎日35度に達する猛暑の中、昨日は鹿島神宮へ参拝に行き、その足で佐原を散策してきました。
鹿島神宮までは、東京駅のバスターミナルから1本。
2時間直通で行く便があるので、意外に行きやすく簡単です。
行ったような気になってましたが、鹿島神宮はまったくの初めて。
いや〜こんな近くに、こんな良いところがあるのですね〜!
東照宮を思わせる作りは徳川家ならでは。
社殿も、周りに生えている木々もまことに立派です。
鹿島神宮の歴史は古く、創建は神武元年と言いますから、言葉の通りであれば2660年前にあったとのこと。少なくとも飛鳥時代には朝廷とも結びつきがあったそうです。
奈良の春日大社の鹿さんたちも、鹿島神宮から神さまをお乗せになった鹿の子孫なんだそうです。こちらの方が元祖なんですね。
天の原ふりさきみれば春日なる 三笠の山に出でし月かも
阿倍仲麻呂さんが唐の国で奈良の三笠山を懐かしんで詠んだお歌。
こちらの歌は「春日なる」ですから、もちろん鹿島でなく奈良のことですが、三笠山の元になったお山もこちらが元祖です。
鹿だけにシカとされそうですが・・・なんて、ウフッ♪
人参の餌に集まってきますね〜♪
鹿島神宮に祀られている神様は、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ) 。
雷神であり軍神であり、武道の神様でもあります。下手の横好きで、長年柔道に馬齢を重ねている私も、一度はお参りしたいと思っていましたが、最近は稽古をサボっているので怒られそう? いや、日本の神さまはそんな些細なことでは怒りませんよね〜。
驚いたのが要石です。
どんなに大きな石かと思ったら、意外にこんな感じ。
光圀さんが七日七晩掘らせて、まったく歯が立たなかったそうで、下にどれだけあるのか底しれぬそうです。
いや〜、鹿島神宮素晴らしい!
良い絵が描けると嬉しいです♪