昨日は麻布にある出版社で打ち合わせ。社長とデザイナーの3人で話をしたのだが、なにしろクライアントの社長は「ワールドカップ期間中は、なるべく仕事をしない」と豪語していた人なので、仕事の話は1割で、あとはサッカーの話に終止する。いや、もちろんキッチリ仕事の話はしましたよ（まあ4年に1ぺんなので良いでしょう）。
今回のW杯ドイツ大会は時差が7時間。最初の試合の開始が日本時間の23：00～2：00くらいで、次の試合が4：00～くらいということで、2時間空きがある。
彼女いわく、この間が「魔の2時間」で、この2時間を寝るかガマンして起きているかが、問題なんだそうだ。睡眠にまったく根性のない私は、迷わず寝てしまうのだが、彼女とデザイナーさんはガマンして起きてるらしい。たしかに昨日ブラジルvsガーナのあとの、フランスvsスペインの試合・・・私は寝てしまって最初の前半は見られなかった。これは危ないというわけである。
サッカーと関係のないワールドカップの話題も多く、だいたいは選手の顔の話。なんでイタリアの選手は、あんなイケメンばかり揃えているのか、サッカーやってると格好良くなるからか、それじゃガーナの選手やロナウジーニョはどうなんだ・・・など、次元の低い話もそれなりに楽しい。
40代の人間が集まると話題になるのは（デザイナーは30代）、フィーゴやジダンは本当に年下なのか？という話題だ。どうでも良いけど、あれはどう見ても年上だよな～。
外国から帰ってくると、日本人は若いというより幼く見えてしまう、という話になり、デザイナーが「外国人から見ると、日本代表はドラゴンボールの世界に見えるじゃないか」ということを言う。言われてみれば、髪を染めて変な格好をしているし、みんなてんでんバラバラで確かにアニメの世界に見えないでもない。
ただ、ドラゴンボールのキャラたちがスーパーパワーを持っているのは、アニメの世界だからであって、実際のサッカーの世界はそんなに甘くない。格好ばかりつけずに、オシム監督のもと、地道に走り込んでもらいたいもの。なんか出来のわるい子供を持つ親の気持ちである。