先程8時50分頃、インターネットのSafariを開いて見ていたところ、突然、画面が切り替わりアップルマークが表示されました。
そして「このPCは3種類のウイルスに感染されています。10分以内に対処しないとパソコンに重大なダメージがかかる可能性があります」という表示が出ました。
画面上に出ていた、0120-923-568という、24時間対応しているというフリーダイヤルにかけると、外国人女性がつたない日本語で「ダイジョウブデス、私タチガ、シッカリサポートシマス」と言いました。
「コノパソコンハ、フィリピン、ニナッテオリマス、イマ、フィリピン、のジョウタイデス」
フィリピン、フィリピン、って一体なんのことかと思ったら、「Sleeping」のこと。
外国人がカタカナ日本語を苦手なのはわかっていましたが、あまりにひどい日本語がに、怪しいとは思いつつも、かえって大丈夫かなと思い(んなわけないですが)、言われた通り、そのサポートを受けました。
遠隔操作アプリまで受けてしまい、画面いっぱいに訳の分からない数字とアルファベットが表示され、これは腹をくくるしかないと、変な開き直りをしてしまいました。
やがてテキストエディットにローマ字でMondaiten(問題点)============================================sabisu(サービス)========= sleeping============== teishi(停止)================================ jikko(実行)===== running
と表示され、
printer======tune up sabisu(チューンナップ・サービス)
1 nen kan==== 38000 YEN
2 nen kan==== 58000 YEN
3 nen======= 68000 YEN
と、サポートサービスを勧めるではありませんか。
「コノ、サポートヲ、エラバナイト。コノサキにススメマセン」
というので、さすがにこれは詐欺だと気づき、アップルのサポートデスクに携帯から同時に電話したところ、「弊社では そのようなサポートは一切していません」とのこと。
不幸中の幸いというか、遠隔操作されているとはいえ、完全に乗っ取られたわけではなかったようで、急いでPCを終了させました。
念のため、インターネットバンクの口座を確認してパスワードを変え、カード類も確認。いや〜とりあえずは大事に至らなかったようでよかった!
0120-923-568で検索すると、明らかなウイルス感染詐称詐欺だったようで、いやいや、世の中油断も隙もあったものではありません。
アップルのサポートに連絡し、こちらも遠隔操作してもらいながら(笑)、PCの様子を見てもらってたところ、「強引なサポートアプリの押し売りですが、ウイルスを植え付けたり、口座から預金を抜いたりはしないようです」とのこと。
ただ、アップルのロゴを無断で使用している時点で犯罪ですね。
初期化までは必要ないようですが、近々に一つ上のバージョンに上げた方が良いでしょうと言われました。
それにしても「自分は詐欺にかからない」とは、間違っても思わない方が良さそうです。本当にアブないところでした。
どうかみなさまもご注意を。拡散、希望いたします!