一昨日は東京駅のライトアップを見た帰り、久々に有楽町のマ・メゾンに行きました。昨年から今年にかけて、なかなか行けないでいたのですが、この日はたまたま東京駅に夕食時♪ 妻に原画を見せたいこともあって立ち寄ってみました。
久々の店内は満員!
ただ、国際ビルの地下というロケーションもあって、店外のフロアにも席があって、そこで15分ほど喉をうるおし、絵の前の席が空いたということで案内してもらいました。
繁盛店というのは、店が成功すると支店を出して広げたりで、それでクオリティが落ちるパターンが多いのですが、こちらマ・メゾンは違いました。
もともとコスパ、味とも申し分ないお店でしたが、さらにクオリティが上がり、進歩しているところにびっくり!
衣に黒ビールを練り込んだ白身魚は、ビネガーとタルタルソースで食べると何とも言えない柔らかさ。ポテトフライは、ちょっと赤坂のシェ・ミカワを思わせる、ちょっとベルギー風のフレンチフライで、普段はフィッシュ&チップスに冷淡なわたくしも思わずバクリの馬さです。
オーナーの阿倍さんは、昔「飛鳥2」の乗務員として、世界中をまわっていました。
その時の経験を生かして、世界中の旨いものを研究しているようです。
イタリアン出身の山田シェフの仕上がりも絶品。
旨い店には旨そうなものを運んでくる人がいるというのが私の持論ですが、このシェフも見るからに旨いものを作りそうな方でした。
料理を運ぶ人は、以前は男性のみでしたが、いかにも美味しいものが好きそうな女子が給仕をしてくれます。
8年前、絵を頼まれた時「店の味には自信があるのですが、何かひとつ別の要素が足りない」と絵を頼まれ、店が休みの1日だけで描いたのがこちらの壁画です。
もちろん私の絵で繁盛しているわけではありませんが、このような素晴らしい店として人気なのは何より嬉しいところ。
店名は洋食バル「マ・メゾン」ですが、洋食も昔ながらというのではなく、イタリアンやフレンチ、はてまたアメリカンやオージーなど含めた、あちらの美味しいものを貪欲に吸収する開発意欲は、来た人を満足させてくれるに違いありません。
また再訪するのが楽しみです♪