クラゲ水族館に行きました!

今回たまたま時間が出来たのでクラゲ水族館こと加茂水族館行ってみることにしました。

もちろん、庄内には遊びに行ったわけでありません(笑)。
今迄、何度となく庄内を訪れてはいるものの、観光で行ったことが一度もないので、けっこう未踏の地が多いのですが(出羽三山のうち、羽黒山は登りましたが、湯殿山と月山は未踏)、ここが中では一番手軽に行けるとこかな。

実は私、小学校4年生の時に逗子海岸でカツオノエボシに刺されたことがありました。
しかもあの毒のツブツブがある長い触手に胸のまわり一周からまれて、救急車で搬送された経験がありました。

その痛いの痛くないのって!
思わず「ギャー!」って、絶叫しちゃいました!

親父と別の親切なおじさんが、胸に巻き付いた触手を取り外し、海の家の救護室に連れてくれたのですが、大人でも相当痛かったようでした。

「いや、これは痛い」

「大人でもこれだけ痛いのですから、子どもではなおさらですな」

なんて、会話を聞きながら救護室のベッドで横たわっていたのですが、体が動かず身動きできない状態になってる時に、他人というのは冷たいもの。

「あ、あの子、生きてる生きてる」

「動いた、動いた」

幸い、処置が良かったのか、晩御飯は元気に食べられるくらいに回復。
でも、海は怖くて入れなかったので、地元のプールで泳いでいた記憶があります。

そんな経験があるものの、別にクラゲは好きでも嫌いでもありません。

でも、クラゲには毒のあるものと、ないものの2種に分けられるとは知りませんでした(刺胞と有櫛に別れるのだそうです)。

触手がある奴は、みんな毒持ってるのね。
カツオノエボシも探しましたが、大きいものは4mくらいになるそうで、さすがに見当たりませんでしたが、クラゲってすげー生き物だなって思いましたわ。

サカナくんを平たくしたような、ものすごく濃いめの水族館の学芸員(飼育員?)の話でびっくりしたのは、クラゲとは体内の水分が90%以上のプランクトンの総称であること。そして、クラゲは孵化したあと、さらに細胞分裂して数を増やしていくことでした。

飼育は難しい生物みたいですが、海の中で環境さえ合えば、クラゲはいくらでも増えていくようです。

脳という器官はない生き物ですが、クラゲがクラゲをエサに食べる場面を見ると、思考しないだけで、生きるための動きはすべてプログラムされているようです。

考えてみれば、私たちの胃腸も心臓も、自分たちの意志に関わらず動いていきますが、そんな生物のすごさを間のあたりにした感じでした。

人間と違って、クラゲは悩まなくて良いだろうし、クラゲのウツや統合失調症なんてないでしょうけど、クラゲに生まれるってどんな感じなんでしょうね。
クラゲに聞かないとわかりませんが、そんなくだらないことを考えてしまいました♪

 

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