付け焼き刃で親爺の本などを読んで、物理のにわか勉強をしているが、わかることは何もわかっていないということ。ただ、それはそれとして知らないことを学ぶのは面白い。科学というのは、自然の法則を知る(一部、人間が作った法則もあるんだろうが)行為なので、芸術や文学にも共通した世界を垣間見れる気がする。いや、気がするだけか?
昨日は火曜会での柔道の稽古。柔道も実は合理的な力学の世界で、重心の移動によって相手を投げることを追求している。まあ、リクツがわかるのと強いのとは、なかなか一緒にはならないのだがね~。
「柔良く剛を制す」というのは有名な言葉だが、そのあとに「剛良く柔を断つ」という言葉が続く。簡単に言えば、力も技も必要だってことなんだが、これも力学的な意味でも、精神的な意味でも良く考えられた言葉だろう。