忍会〜故人には人を結ぶ力が

昨日は毎年恒例、大学時代にガンで早世した友人を忍ぶ会が清瀬でありました。

昨日はここ何年かでは一番の少人数ではありましたが、それだけにじっくり話ができました。家庭を持つものには子どもの大学進学やら、ニートを抱える悩みなどもあり、また丁度前の日にガンの手術をしたという友だちの話など、悲喜こもごも。

色々な意味で気持ちの整理もできた会になり、良かったと思いました。

亡くなった人というのは不思議な力を持っていて、のちのちの人を結びつけるように思います。よく「死人に口なし」などと言いますが、それは決してそのようなことはありません。故人は現世の利害に左右されることがないからこそ、人を動かし結びつけたり、反対にウソをあぶり出すような力があるのだと思います。

故人の名は忍ちゃん。
だから忍会と呼ばれ、もう20年ほども続いていますが、今年はさまざまな意味で感慨深い集まりになったと思います。

人は棺桶に蓋いて事定まると言いますが、さらにその後の数10年にわたっても不思議な力を持ち続けるように感じました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>