“当て逃げ” で思い出した、若い頃の交通事故

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芸能人の当て逃げニュース・・(わたし、この人の名前を初めて聞いたのですが)お茶飲み話に「すべて失うのにバカなことをしたよな」この話題が出たところ、突然、昔20代の頃にあった交通事故を思い出しました。

その時、事故にあったのは私ではなく、事故を起こしたのが私でした。

赤坂みすじ通りを歩いていた中年の女性に、ドアミラーを当ててしまったのです。
もちろん徐行運転だったこともあり、相手の方もケガは(見たとこ)ありませんでした。

降りてすぐさま止まって謝ったのですが、 ハンドルを握っていたホンの一瞬だけ、逃げてしまえという悪魔の声が聞こえたのを覚えてます。

よくマンガに出てくる、天使と悪魔のアレね(笑)

もちろん、わたし自身が逃げるという選択はありませんでしたけど、一瞬でも「逃げろ」という悪魔の声のささやきを聞いたことはたしかです。

芸人さん(井上さんって言った?)は当て逃げなんで、人を轢いたわけじゃないけど、悪魔の声に従っちゃったのでしょうね。

ひき逃げもまったく同じ心理なんでしょう。
長いこと忘れていた記憶が、この時なぜかよみがえりました。

ちなみに当てた場所は、自分の地元。被害者は当てた場所の目の前にあった履物屋さんの店主。だから逃げなかったわけじゃありませんけど、悪魔の卑怯なささやきを聞かず、今に至っているのは幸せなことだと思います。

今、考えるとこれ以降でしょうか。
生きていると、耳元で悪魔のささやきを聞くことがあるのですが、それを振り払うようになったのは。

中には最初から、そういう声を聞かない人もいますけど、私はそこまで行かない。
でも、卑怯な選択をしないという結果は同じです。

人生はそうした積み重ねで出来ているのかも。
なんて、褒められた話じゃなく、己の恥を晒しているのですが、そんなことを思いました。卑怯なこと、卑劣なことをしないで人生を歩みたいものです。

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