五輪エンブレム、どれが良い?〜どれでもいい!

昨日は勉強会のあと、八洲学園大学の動画配信の収録で新宿のスタジオに行きました(動画配信はまだアドレスがわからないので、後日アップします)。

そこでアート・ディレクターの柏木陽子さんと同席した関係で、話が五輪エンブレム最終選考の話になりました。

最終選考に残った4案、どれがいい?

この質問、アトランティス城のセイラ&猫田さんの意見、まだ10代20代はじめの2人が、あまりに正鵠を射ることばにびっくり。

「どれでもいいです」

なるほど、数多くの選考をくぐり抜けてきただろう4案ですが、それはカドがとれて無難になってきたということですね。どの案もみな、問題はない優等生だけど、突き抜けたものがありません。
アンカーの宇田川敬介氏いわく。

「私はデザインのことはわかりませんが、話を聞くと会社のリストラみたいですね。最初に辞めていくのは一人でもやって行ける人たちで、最後に残るのは、問題は起こさないけど、あまり役に立たない人たちです」

うーん。
そこまで言うのは、どうかとも思いますが、まあ例えとするとその通りかな。

ADの柏木さんに言わせると、ロゴとして見る場合、バッジや名刺サイズに小さくした時にハッキリわかるものである必要がある。
またモノクロにした場合にも、どんなデザインかすぐにわからせる必要があるとのことです。

そういう意味では、パクリ疑惑で退場したとはいえ、佐野氏はさすがにデザイナーで、東京の「T」をハッキリ前面に打ち出している。
つまりコンセプトがはっきりしてるのですが、エンブレムの新案4案に日本や東京を感じさせるものは何もありません。

芸能人の誰だかが言い出しっぺで、エンブレム落選展をやろうなんて話がありますが、たぶんそちらの方が面白いアイデアがあるかもしれません。

考えてみれば、今現在、展覧会をやれば満員御礼になる印象派、モネやマネなどの画家たちは、落選展で有名になった人たち。
日本の日展や院展などの公募展のモデルになった、フランスのサロン・ド・アカデミーから落選した画家たちが、その隣で落選展をはじめたのが印象派と呼ばれる画家たちです。

個人的には学生がデザインしたという桜のエンブレムが一番好きなんですけどねえ・・・

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