野党の言う ”戦争法案” は「茶碗の中」

昨日の昼、TVをつけたら野党が安保法案に反対するプラカードを持って罵声を浴びせる、ものすごい映像が出てきてびっくり。

「強行採決、反対」「アベ政治を許さない」「民主主義をないがしろに」

そんな言葉が飛び交う中ですが、そもそも決を取ったものを強硬にゴネること自体が民主主義に反していると思いますが、ここまで姑息なイメージ戦略にまんまと乗っかる日本人の多いことにも驚きです。

安保法案の柱は集団的自衛権の行使容認です。
日本の存立や国民の権利が危うくなるケースがあれば、自衛隊が他国軍と一緒に戦うことができるということで、これはどの国でも容認されていること。

それが「日本が外国と戦争できる法案」「徴兵制度につながる」という論理になぜスリ変わるのか。まったくもって我田引水な理屈であります。

それらは先にも、拙ブログで「平和主義者が戦争を起こす」で申し上げた通り。

強硬に安保法案に反対する人の一部には、中国に嫁をやり基地に反対する知事や、北朝鮮に「あちらが配慮していただいた」と発言する、野党党首のように、明らかに中韓の息がかかった人間がいます。

まさに売国奴としか言いようのない人たちですが、この人たちは確信犯なので、議論の余地はありません。

困ったなあと思うのが、こんなあからさまなマスコミや野党の手口にまんま乗せられる人の多いことよ。

彼らがやっていること「何か恐ろしいことが水面下で行われている」と、モヤモヤしたイメージを植えつけさせてることです。
本当に恐ろしいのは、虎視眈々と沖縄、台湾を狙っている隣の大国なのにねえ・・。

歴史上、彼の国を攻めて滅ぼされなかったり、占領されなかった国は日本とモンゴルくらいなもの。そのモンゴルも一部は中国の一部に組み込まれております。

目の前にある”今そこにある危機”と、架空の国と戦争をしたがっているというファンタジーを比べたら、どちらが脅威なのか、普通に考えればわかりそうなものですが、人間というのは、ワケのわからないものがコワいもの。

小泉八雲の「怪談」の中で、最も怖いと言われてる話のひとつに「茶碗の中」があります。以前にも拙ブログでお話しましたが・・・

ある武士が茶屋で一服していたところ、茶碗の中に見知らぬ男が写っている。
しかし背後にそのような男がいるわけでもない。
気味がわるいと思いつつも、武士はその茶碗を飲み干してしまう。

そして・・・。

ここで話は途中で終わってしまい、その武士がどうなったかわからない。

人間がいちばん怖いのは、正体のわからないものだと思いますが、マスコミも野党もそれを知ってか知らずか、「安保法案=戦争法案」というイメージの刷り込みをしてるようです。

今はネットの普及もあって、こういう姑息な手段に騙されない人も増えてますが、安保法案に関しては、なかなかそれが進んでいないようで・・・。

安倍総理の言う「国民の理解がなされてるとは言えない」というのは、そういった意味を含めての言葉でしょう。だから強行採決と言われてもやる必要があるのでないかな。

私には強硬に安保法案に反対する、岡田民主党党首や辻本議員の方が、よほど危険な人たちに見えるのですが・・。

野党の言う ”戦争法案” は「茶碗の中」” への5件のコメント

  1. おはようございます。
     
    >どちらが脅威なのか、普通に考えればわかりそうなものですが、

    本当は薄々分かっているのだと思います。
    ただ、嫌なものは観たくない、
    という70年間の気の緩みなんでしょう。

    脱線というか、もひとつ目を覚ましていただきたいのは、
    東芝が危ない、サムスンより先に潰れる?、
    安保国会笑劇場が隠しているニッポン大激震な現実でしょう。

    余計な話。
    竹島奪還は仏蘭西外人傭兵部隊から猛者5人引き抜いて、
    奪還しろ、
    と言えば数日間ドンパチやって、
    日本の警察が、なんか騒がしいなあ、と様子を観に来たら、
    日章旗が翻っている、ということに成るんだそうです。
    費用は込々で5億円。

  2. お頭さん、こんにちは!

    そーですか、竹島でそんなことが起っていたとは・・・よほど優秀な兵士なんでしょうし、装備も最新鋭のものに違いありません。
    しかし、それは影の軍隊ですね。
    集団的自衛権という表の話とは少し問題が違うと思います。

    本当に国を守るという話になると、
    やはり傭兵ではなく、自国の軍隊が必要です。

    古い話ですが、フォークランド紛争ではネパールのグルカ兵が活躍したなんて話もあって、もはや軍事は1国の軍隊では成り立たない時代になって久しいのでしょう。

    しかし、中心になるのは当事者の国であります。
    それにしても費用が込み込みで5億円とは安いものです。

    国立競技場の予算があったら、最精鋭の傭兵2500人雇えるってわけか(苦笑)。

  3. おはようございます。

    アメリカでさえ、諸般の事情から民間軍事会社を利用しています。
    なんだか国という概念が霞んできているこの頃です。
    多国籍企業が国をも凌駕している現実を認識せざるを得ない。
    この逆転現象を踏まえて議論しないと
    解決は見えないのではないでしょうか?

    多国籍企業がこの国はマーケットして重要、と決済すると、
    戦争は辞めるか、はたまた実効支配して売り上げを伸ばす、
    なんてことは....????

    政治献金が一番の武器かも知れません。

  4. お頭さん、おはようございます!

    >なんだか国という概念が霞んできているこの頃です。

    税金を払わない大手流通会社など良い例でしょうね。
    ただ、国がなければ今のところ人も貨幣も成り立たないのが現状だと思います。

    国連が国じゃないようなものかな。

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