平和憲法とイスラム原理主義

西荻のささら亭のグラタンです。

<裁判員裁判>初の死刑破棄確定へ…「市民参加」何のため

裁判員が決めた判決を裁判官がひっくり返したというこの一件。
事件の詳細を知ってるわけではないので、細かくは言及しません。

しかしながら先日、日本人2人を殺害し、ヨルダン人のパイロットを焼き殺したアイシル(メディアで報道されてる『イスラム国』のこと)の人間に死をもって償わせずにいて良いのかということを、この機会に考えてみても良いのではないでしょうか。

アイシルのメンバーはイラク戦争の時に捕虜となり、死刑を免れたり、逃げ出すことのできた人間も多いのですが、彼らを野放しにさせてしまった結果、多くの人々が誘拐されたり殺されているわけであります。

死刑廃止をうったえることは、ひとつの考えでありますから、当然言う権利は認めなければいけません。

しかしながら、「どんな場合も死刑はだめ」「人間が人間を裁いて良いか」「国家による殺人」というのは、わたしには結果ありきの原理主義に思えます。

「人間が人間を裁いて良いか」というなら、それなら誰が殺人者を裁くのか?
神さまに裁いてもらうのか、という話になります。

「国家による殺人」も法のもとにおいて、やむを得ない場合に限っては仕方ありません。ひとりの殺人者を野放しにすれば、今回の後藤さん殺害のようなことが再び起ることがあるからです。
街中でマシンガンを乱射する人間に対抗するに、愛をもって立ち向かうのはあまりに危険だからです。

私が思うに、人間のもっとも危険な考え方のひとつに原理主義があると思います。

これはイスラム原理主義やキリスト教原理主義など宗教などに限りません。
平和憲法も死刑廃止論も、「何があっても絶対ダメ」という硬直化した考えは、人も国も滅ぼすもとになるのではないでしょうか。

先日、あ@花さんからコメントがあったように、世界は最初無法地帯からはじまり、各々の勝手な線引きで国というものが生まれました。

野生の世界は文字通り、弱肉強食で油断をすれば即座に食い殺されてしまいますが、人間の世界もそれに近いところからはじまったといえます(一説では、森で生き残れなかった霊長類の一種が、森から逃げて人間になったとあります)。

その人間の中で、強い者が統治する世界が出来上がったわけですが、年貢を納める側の民衆が安心して生活できて、はじめて国や地域というものが安定するのですね。

国も宗教も憲法も、もともとは人が平和に豊かに暮らすためにあるものです。
それが原理主義の鎖で、人を縛るのあれば本末転倒ではないでしょうか。

 

やや、話題はそれますがこちらは宇田川敬介さんのFacebookから拾った、インドネシア人の意見です。
↓ まさに正論であります。

日本の報道を見て・・
「日本人の安倍首相を批判している人は、ヨルダンでパイロットが殺されたことを見てヨルダンの国王を非難するのだろうか?
なぜフランスの新聞社が襲撃されたときに、フランスの政府を非難しなかったのであろうか。日本の言論は理解に苦しむ」

平和憲法とイスラム原理主義” への7件のコメント

  1. こんにちわ。

    インドネシアの方には、
    恥ずかしながら日本政府、安倍首相、に異を唱える連中は、
    ちょっと異なる人種の場合が有りますので、と誤解語弊承知で返答か?
    恥ずかしいの意味は、日本人が見事にそれに気づいてない点です。

    前スレの拝金原理主義の程度観点ですが、
    昨今では、ますます巧妙になった、ということでしょうか。
    どの国にも大した税金を納めない多国籍企業が、権化です。
    国という枠を超えて存在している多国籍企業。
    多国籍企業>国家、という図式です。
    献金という美称で政治家をコントロールしています。

    それ以前はマネー、金融システムを創ったロスチャイルドが
    全ての裏に居ましたし、今も居ます。
    今話題のアラブ地域なんぞは、彼らのマッチポンプが持続してます。

    さあトンデモ話に成りそうですが、有り得るのです。
    約70年前、帝都が大空襲を受けているまさにその時、
    軽井沢で豪華絢爛なるパーティーが絶頂でした。
    それに参加した方の話を、その従兄の平民から聞いておます。
    それが浮世です、今も昔も。

  2. お頭さん、おはようございます!

    情報ありがとうございます。

    後藤新平の言葉に
    「金を残して死ぬ者は下だ。
     仕事を残して死ぬ者は中だ。
     人を残して死ぬ者は上だ」
    とありますが、それは死語でしょうかねえ。

    私はそうでもないと思っているのですが、世の傾向としてはそうでない方向に行ってると思います。
    まあ、お金がないと何もできませんが、世の中、お金だけでは動かない人がいのも確かです。

    >帝都が大空襲を受けているまさにその時、
    >軽井沢で豪華絢爛なるパーティー

    前に聞きましたよね。
    DMで誰だったか教えてください。

    下の下でしょう。
    まだ羽振り良くしてるのかな?

    小沢新党なんか見てると、けっきょく、ああいう人は最後にダメになっていく気がしますけど、お頭さんは如何お考えでしょう。

  3. おはようございます。

    >DMで誰だったか教えてください。

    まあここだけの話ということで。
    はやしさだゆきという方のオヤジさんが一人です。
    このオヤジさん、東大でトップグループ(?)で、
    オックスフォードも卒業してます。
    アッシの知り合いの従兄弟という立場の人(故人)は、
    このオジサンによく言われたそうです、
    「東大は当たり前で、オックスフォードかハーバート出てなければ
    人に非ず。」
    アッシの知り合いは私大でした。
    知り合い氏の従兄弟は東大→オックスフォード→外〇省→駐英大使。
    宜なるかな。
    知り合い氏は怖いオジサンに引き連れられて、
    吉田茂に会わされました。
    私大なんで(?)なんかコネを創ろうとしてくれたんでしょう。
    でもシゲルちゃんはオールドパーを飲んでいて、
    あんまりオジサンの話は聞いてなかったそうです。
    だから(?)民間人と成り、アッシなんかの面倒も見てくれた(?)。
    ここまで。
    以上、秘密ですよ、いろいろ検索しないでくださいませ。

  4. お頭さん、おはようございます!

    いや、貴重な情報を公開してくれてありがとうございます。

    やっぱり後藤新平の言葉じゃないですけど、
    そのオックスフォードやら東大とかで価値を決めるのは下ですな。

    まあ、いちおう一目置いても良いけど、お頭さんの話を伺い、下だと思いました。

    ところでこれ以上のコメントがめんどいんで(扱いがぞんざい)、近くランチでも如何でしょう?

  5. お頭さん、こんにちは

    どっちでもええです(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>