先週の土曜、1月27日は妻の誕生日兼、結婚記念日でした。
色々なお店を検討した結果、京橋にあるイタリアン「Osteria IL FRAPPATO(オステリア・イル・フラッパート」で夕食をとることにしました。
警察博物館を渡った細い目立たない路地をほどなく歩くと、地下にひっそりと「Osteria IL FRAPPATO」の文字が…。急な昭和な階段を降りていくと、なんとも良い雰囲気の店内に吸い込まれます。
出迎えてくれたのは、ワンオペでお店を仕切る女性のオーナーシェフ。
聞けば、シチリアのタオルミーナで修行をしていた方で、料理も私たちが大好きなシチリア料理がメインとのこと。
▼先ずは、シチリア産ロゼのスプマンテで乾杯。
よく見ると、店名と同じ「IL FRAPPATO」の品名が。
フラッパートとはブドウの品種だそうですが、思い入れがあるワインなんですね。
もちろんお味は言うことありません。
▲先ずは前菜(一番上の写真)。
シチリアのストリートフード。サラミ、チーズ、オリーブ。
素材のお味がそれぞれ生きていて、シンプルながら最高の一皿です。
濃厚トマトソースとリコッタチーズ、地中海産松の実のロースト。
松の実は大抵が中国産ですが、軽やかな風味の地中海産はいくらでも食べられそう。
ヒラメに添えられたフィノッキ(茴香)が最高です。
▼イタリア産ヘーゼルナッツとビターチョコレートのトルタ。
自家製ミルクのジェラート
うむむ。
どれも素材の味がハッキリ立っている素晴らしいお皿の数々ですね。
余計なものがないのに、適切な調理とマッチングがお見事。
2〜3種類の食材で最高に味を引き立てる手法は、アル・ケッチァーノの奥田シェフの料理に考え方が近いですが、アレンジがシチリア風なので、また別の個性が際立っています。
これは再訪間違いなし。
今度はランチに行こうかな。