忍会〜変わるガン治療

昨日は清瀬の友だちの家に行きました。
20年前にガンで早世した友だち関係の集まりで、「忍会」と呼んでしのんでおります。

といっても、亡くなって20年。毎回、会は笑いのオンパレードです。
一度はわたくし、酔っぱらって仏壇の前で寝ていたほどで、その時はまだ知り合いでなかった妹さんが返ってきて、知らないおじさんが寝ているのでびっくりされたものです(縁はそれから)。

10年前にその妹さんが同じ部位のガンになりましたが、医学の進歩で無事助かりました。

20年後の今は友だちがガンと戦っていいます。
昨日は元気な姿で会うことができました。助かるかどうか、まだわかりませんが、昨日会った様子では大丈夫ではないか。そんな風に感じました。

笑いはガン治療に効果があるそうで、ダジャレを言うのはダレジャってダジャレはスルーでしたけど・・・本人も変に気遣いされるより、その方が良いようです。

これは人にもよりますが、大病や事故などがあった時に「大丈夫〜?」「大変ね」と、心配して聞いてくる人がいますけど、私は親が倒れた時にそう言われるのがイヤでした。同情されるのが好きじゃない人って、世の中に多いと思うのです。

友だちは10年前にガンから生還した妹さんの話を聞いて、元気づけられたようです。

励ましというより、ガン治療に効果のある医学的な話題が多く、抗がん剤がどう投与されているか、放射線治療をどの段階ではじめるか。ガンを完全に除去しなくても、それが広がらなければ切る必要はない、など。

黒澤明の「生きる」を筆頭に、私が子どもの時分はガンは本人に宣告しないのが常識でした。それが『治る』時代になってきてから、本人に言う時代に変わりました。

これについては時代は良い方向に向かってきている、そんな風に感じました。

さー、今日から大相撲。
われらが稀勢の里はもちろんですが、楽しみなのは日馬富士と逸の城。嫌いだった逸の城ですが、マゲを結ったら意外にかわいい♪

どちらが勝っても負けても、良い相撲を期待します!

川崎毅先生の作品。多摩美陶芸の重鎮で、昨日展覧会で友だちが購入したそうです。銀座上田ギャラリーで来週日曜まで。

 

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