小暮満寿雄 絵画教室〜自閉っ子、絶好調!

自閉っ子Fumiyoちゃんの作品。まだ未完成ですが、人が持ってないものを持っていて素晴らしい♪

現在、ささやかに開設されている「小暮満寿雄 絵画教室」ですが、昨日は9月から通われている自閉っ子のFumiyoちゃんとそのお母さまU子さんがお2人でやってきました。

お2人は花風社さんの本とセミナーを通じて入門された方。お住まいは神奈川方面と地元ではありませんが、嬉しいことに月に2回の絵画教室を楽しみにされてるとのことです。

この日、いつもは娘の描いてる様子を見るだけのU子さんでしたが、昨日は何かを思い立ったのか、「私も描いてみます」と一念発起。
母娘同じテーブルに向かい合って、楽しく描きました。

(テーブルと言っても、教室は今時珍しいちゃぶ台です♪ テーブルと椅子もありますので、 膝や腰のわるい方はそちらで描くことができます)。

私の教室では、通常のカルチャー教室のようにモチーフを用意して描く、ということは特にしておらず、個人の希望に合ったカリキュラムを用意しています。

絵を描くことが大好きなFumiyoちゃんですが、お2人にとって大事なのは、絵が上手になることはもちろんですが、絵を描くことによって気持ちの良さを感じて、心の中にあるものを吐き出すある意味のデトックスが大切です。

Fumiyoちゃんは普通のイラストやキャラクターも、とっても上手なのですが、それよりも心の趣くままに描いた一見抽象画に見える作品にオリジナリティがありました。
私の教室では、それを伸ばして作品に仕上げる作業をすることにしました。

で、最初に見せてもらったのが、絵のこの部分。

厚紙に絵具やマニキュアを使って描いたという、 この素晴らしい心象風景をまず額装できる作品にしようと提案したのです。

人にはない感覚を持っているFumiyoちゃんですが、それを人の鑑賞に耐えうる作品にするには知識や経験がありませんので、私としてはその手助けをすることにしたのですね。

で、まずパネルに水張りしたものに厚紙を木工用ボンドで貼付け、厚紙部分には手をつけず白地部分に絵を描きました。

こちらが前の段階のもの。上下逆なのは、私が個人的に見栄えの良い方を判断してUPしました。作者の意図的には、トップの方だそうです。

作品を仕上げるというのは根気のいる作業。
体力面に問題のある自閉っ子にとっては大変な作業ですが、教室では最初に自分がスケッチブックに描いたラフに色塗りをして、ウォーミングアップをすることにしています。

線画に色を塗るだけですけど、面白いものができますね〜♪

大胆で明るいFumiyoちゃんの作品ですが、お母さんのU子さんは繊細で色のきれいな絵を描きます。
↓ 昔、U子さんも絵は好きで描いていたそうで、母娘そろって面白いセンスをしてますね。

ともかくも母娘が同じテーブルでお絵描きに興じる姿。何とも微笑ましく、こちらも幸せな気持ちになりました♪

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