〆切前ですが、前から決まっていたこともあって、昨日は東京国分寺にある小坂農園に行ってきました。
農園主の小坂さんは、庄内アル・ケッチァーノで知り合った方。
ここのところ続いた長雨も、晴れ女か晴れ男でもいたのか、昨日は暑くもなく良い天気で、人の畑を荒らすには絶好の日和。
トマト、茄子、ニンジン、モロヘイヤ、オクラなどの畑を荒らし、スーツケースの中に納めて持ち帰りました。
この日、農園主の小坂さんはたまたま東京野菜、谷中ショウガの取材で朝のNHKでTV出演。TVでインタビューが驚いていた、ふかふかの土を踏み歩き、感触を楽しむことができました。
まるでスポンジケーキのような土!
TVでもやっていたように、小坂農園では府中競馬場から馬草や馬糞を提供してもらい、それをもとに堆肥を作っています。
なにしろ、良い堆肥があるからと、小型トラックで四国まで取りに行く人ですから、土には相当なこだわりがあるんですね。
この日はアル・ケッチァーノで知り合ったお寿司屋さんがオーダーしたメンバー10人が同行したのですが、そのうちの1人、家庭菜園をやってる人が「堆肥を少し分けてくれませんか」と聞きましたところ・・・
「そ、それは・・・」
見ての通り、小坂さんはTVに出ても、写真に撮られても、何があっても動じない、何があってもまったく変わらないキャラですが、かなり動揺したご様子。
「い、いえ。家庭菜園なので、ビニール袋に入れるくらいで良いのですが・・」
すると小坂さん、安心したように「ああ、それならけっこうです」と笑顔に戻りました。
いっぱい持って行かれると困ると思ったのか、よほど堆肥が大事なのでしょう。
その家庭菜園をされてる方は遠慮して持ち帰りませんでしたが、こういう農園で作る野菜。美味しくないわけがありません。
今度は10月、またこういうイベントがあるそうなので、参加してみたいと思います。