週のはじめ、ジムでバイクを漕ぐレッスンに出ていたところ、バカにBGMが小さい。
別のスタジオのエアロビクスの音が大きいというのもありますが、いやに遠慮がちな音量で、しかもバイクとバイクの間がやけに狭くなっています。
どうやら音がうるさいとクレームがあったらしい。
しかし、バイクの置いてある場所はオープンスペースなので、まわりでマシンを行っている人には自然に音がもれるのは仕方ないこと。
それに2列あるバイクのうしろの方は、いつも音量が足りず、音楽に合わせてバイクを漕げないこともしばしばあります。
よくよく聞いてみたら、うるさいと言った人・・・強烈なクレーマーらしく、いつも何か難癖をつけている有名人なんだそうです。
ジムの中では、個人レッスンやプログラムをやっている時は、そちらを優先してもらうという暗黙の了解がありますから、バイクの音についても、クレームをつけるレベルではないはずなのですが・・・。
ジムのスタッフ、インストラクターは真面目な子で、音量をしきりに気にしてましたが、クレーマーもレッスンを受ける方もシステムに従って、同じお金を払っているわけですから、そんなことで音量を下げられても困りますわねえ。
もっと困るのはバイクとバイクの距離が短くなり、なんか、けっこうイヤな間隔になっています(顔とお尻が近い)。
その翌日のレッスンも、そのクレーマーが相当におっかないのか、相変わらず音量に気づかい、距離を短くしています。
うーん。
クレーマーはたったの1人。
多数決で決めることじゃありませんが、声の大きな人の意見ばかりが反映されるというのは考えもの。
「そいつのいない時だけ気をつければいい」と、その時は後ろの列に聞こえるよう、音量を上げてレッスンをしましたが、よく考えたら、それって根本的な解決になってませんね。
また、そのクレーマーから何か言われた場合、公共のマシンやバイクでは、個人レッスンやプログラム優先ということで納得してもらうとかね。
あと相撲の「テッポー厳禁」「汗は必ず拭く」みたいな張り紙をしておくとかね。
客商売なんで、クレーマーに対して「うるせえ、このヤロー」とは言えないでしょうけど、学校や公共の場でも、毅然とした態度を取ることは必要でしょうね。
ジムのスタッフは真面目な人が多いので、クレーマーに対しては「スミマセン」「申し訳ありません」なんて言ってるみたいですが、これなど謝るスジの話じゃありません。
学校なんていうのも、こういう話が多いんでしょうね。
世論も一緒。
声が大きい、報道されてるものばかりが世論ではありません。
そんなことを考えてしまいました。