読売新聞の配っているチケットがあると実家から誘われ、浅草演芸ホールの寄席に行くことにしました。良い席を確保しようと、早めに並んで整理券をもらったのですが、並んだ先に気になる立て札が・・・。
「本日、団体客多数につき、読売チケットのお客さまはお立ち見になります」
春風亭小朝や金原亭馬生など名だたる噺家が名を連ねる演芸場ですが(この日は出てませんでしたが)、寄席の昼の部、いくらなんでも立ったまま4時間半も聞けません。
まさか立ち見じゃないでしょうねと、ホールのおじさんに聞いてみたところ、
「その整理券番号じゃ立ち見だよ」と言われました。
座って見るにはどうしたらいいと尋ねたら「お金出してチケットを窓口で買って」とのこと。当たり前の話、正規の料金2500円払えば座って見られるとのことでしたが(割引なし)、ダマされたような気にがして、そのまま帰ることにしました。
読売新聞のチケットでは、前にもリア王でこういうことがありましたが、またもやられてしまった。
見たい演目なら最初からお金を払いますが、タダだから行ってみようというものに、どんな出演者が出るか知らないけど同じ木戸銭は出せませんわ。
結局浅草見物して、昼飯食って帰ることにしましたが、骨折り損のくたびれもうけ。
タダのものに行こうという時点でダメだということですね。
それにしても今日日、映画館でも立ち見を出さないのに、4時間見る客立たせちゃいけませんね。読売新聞のタダ券の配り方は論外ですが、寄席も商売のやり方を考えないといけないと思いました。
そもそも、整理してるおじさん。
年下相手かもしれないけど、いくら浅草でも興行で客相手にタメ口はいかんでしょ。
年下相手かもしれないけど、いくら浅草でも興行で客相手にタメ口はいかんでしょ。
さあ、もう帰ろうと、並んでる客層を見れば、リタイアした高齢者の方ばかり。
平日の真っ昼間から、働き盛りの中年で並んでいるのは私ひとりでした(汗)。
私たちの前にいた老夫婦は、立ち見でも見ると言ってましたが、傘寿を越えるかもしれない人に4時間の立ち見はこたえるだろうに。
そこまでして、見たいかと思いましたが・・・なんだか高齢者社会の現実を目の当たりにするようで、かなり暗い気持ちになりました。
昼には家に戻りましたが、もちろん仕事になりません(言い訳)。
良かったのは、場内で食べるつもりで買ったカツサンドのおかげか、われらが稀勢の里が横綱を5連続で撃破したことか。
今日も行け行け! 稀勢の里!
カツサンドか!
今日のお昼はそれにしよう。
じゅん×じゅんさん、おはようございます!
おかげで完勝でしたね!