障害と健常のグレーゾーン


あ@花さんのブログに、通りすがりの父親さんという方から、
素晴らしいコメントがあったのに、ひさびさに感動しました。

私の身内に障害者はいないものの、近しい人にそうした問題を抱えているものは多く、
また数年前は父の介護でも色々ありました。
ひとごとではないので、こちらで紹介しようと思います。

ここんとこ、あ@花さんのブログが盛り上がっていて、
ほかにも素晴らしいコメントがいっぱいあるので、合わせてご覧ください。

障害があるとかないに関わらず、人間というのは大なり小なり問題を抱えているものです。
障害ではないものの、うつや双極性障害、統合失調症といった、
精神の病に由来する苦しみもまた同様ですね。

専門家ではないので、えらそうなことは言えませんが、
そういった障害や病というのは、一般的にはハッキリと線引きされるケースが多いのですが、
実は障害か、そうでないか。
病であるか、健康か、というのは実は細かくグレーゾーンがある場合があると思います。

西洋医学の場合は、健康と病気の2段階。
漢方は、健康・未病・病気の3段階。
インドの伝統医学アーユルヴェーダに至っては
1.健康、2.蓄積、3.増悪、4.拡散、5.前駆症状、6.発症、7.慢性化
という7つの段階に分かれています。
で、そのうち 6 と 7 が病気の範疇に入るわけですね。

おそらくは障害に関しても、7つとかそんな程度の区分けではなく、
立体的にしないといけないほど複雑な段階があるのだと思います。

それを考えると、障害者の抱えている問題というのは、
通常の定形発達者にも通じる問題と考えることができるでしょう。

障害者の幼児教育、しつけについても同様で、こちらは麻奈先生のブログにも書かれていますが、
こちらは障害者だけの問題ではなく、通常の社会生活を送る人にも通じるかもしれません。

元ラッツ&スターの田代まさしさんのように、
絶頂から刑務所まで転落した人がいますが、
あの人の場合は、何か精神的なグレーゾーンが頭の中にあったのではないかと推測します。

本人にもそのサインを自覚していたのだと思いますが、
自分ではどうにもならなかったのかもしれません。

それにしても、繰り返しますが通りすがりの父親さんのコメントは素晴らしい。
ぜひあ@花さんのブログに足を運んでご覧くださいませ。

写真は拙作・山形六双図の続きです。
細かいパーツが6つ入りますから、山形十二双図と呼び名を変えないと。
ダラダラやってて、まだ出来上がりません。

奥田シェフは気にしてないと思いますが、先日夢に出てきてしまいました。

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