アメリカン・ポップ・アート展〜されど3連休に疑問

小暮満寿雄 絵画教室をはじめました!
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連休中は飯ばかり食べていたんじゃありません。

天気も良かったこともあって美術館めぐりをしてました。
中日は山種美術館で速水御舟展。
昨日は六本木の国立新美術館でアメリカン・ポップアート展でした。

快晴の中の美術館めぐりはいいものですが、それにしても3連休が多過ぎですな。来月のカレンダーを見れば、また3連休です。
お勤めしてる人の中には喜んでいる方も多いのですが、ここまで多いと仕事の流れが止まってやりにくくていけません。

観光産業には多少貢献できるかもしれませんが、それより日本経済の復興を考えると、もう少し働かないとねえ。自営業の私からすると、こんなに休んでてよく飯が食えるなと思うのですが・・・。

先日はイタリア人に「日本人は思ったほど働かない」と言われてショーゲキでしたが、資源のないわが国は、まだまだ働かないといかんのよ。3連休に喜んでいるバヤイじゃないんですけどねえ・・・。 

とはいえ、晴天の連休は楽しんだ方が良いに決まってます。

評判のアメリカン・ポップ・アート展は思った通り、見応えのある展覧会でした。

驚いたのは、この壮大なコレクションがコロラドに住む、ジョン&キミコ・パワーズ夫妻個人のコレクションだということです。

名前を聞いてもわかるように奥さまは日本人。何をしている人かは知りませんが、日本美術および現代美術の両分野における、世界有数のコレクターとして知られているそうです。

コレクションはさすがに目利き。

ジャスパー・ジョーンズやリキテンシュタイン、アンディ・ウォーホルなどの50年代から80年代くらいまでの、ポップアートと言っても比較的、昔の作品を中心に展示されていました。

↑ すみません。こちらはモダンアートではなく、拙作「ピンボールの精霊」です

思ったより50年代の作品が古びてない・・・というか、今見ても新鮮な古典としての風格をそなえているのはさすが。

モダンアートは自分では手がけませんでしたが、学生時代は夢中になって展覧会を見てまわったのを思い出した次第です。

ショパンの魅力は、ショパンを聴く人が自分で作曲したような気になると言いますが、モダンアートの魅力とは、見ている人も自分がアーチストになれることでしょう。

とかく「難解」とか、「オレにもできそう」と言われる現代美術ですが、その最大の魅力は、ひとつハマれば「ぼくもあなたもアーチストになれる」ということなのです。

ま、これはもちろん個人的意見です。

ただ、私もイチ絵描きではあるものの、もちろんモダンアートのアーチストでは到底ありません。

でも、自分の絵を描いてる時より、モダンアートを見てる時の方がアーチスト気分になってますね〜。
コレクターの立場では、それはなおさらでしょうね。

画廊の世界では、よく「コレクターはアーチストより濃い」なんて言いますが、キミコ・パワーズさんを映像で拝見すると、それなりに強烈な人なんですが、コレクションがモダンアートのためか、同じ「濃い」のでも、わりとあっさりしていました。

↑ で、最近わたしは展覧会に行くと、「今日の一枚」を選ぶことにしてるのですが、この日の一枚はこれ!

アンディ・ウォーホルがキミコ・パワーズ氏のために制作した肖像画。

ウォーホルはパトロンの彼女に「ぼくの最高傑作」と言って送ったそうですが、リップサービスもありましょうが、ホントに傑作です。

映像でそれを語るキミコさんは、いかにも嬉しそうでしたが、そりゃそうだよね。

展覧会は今月21日まで。
モダンアートの展覧会にすごい人出でした。

やっぱり場所と3連休の影響かな?

とはいえ、体育の日は本来、先の東京オリンピックの開催日10月10日を記念して制定されたもの。
3連休にするのに、14日にしてしまうなんて意味ありません。

わざわざ3連休にするよりは、前の通りに祝日の日はキチンと決めるべきでしょう。

飛び石になって、休みたい人は有給を取れば良いのです。
そしたらもっと遠くに行けるしね〜。

来月も3連休、ちょっといい加減にしてほしいと思うのは、わたしだけでしょうか。

アメリカン・ポップ・アート展〜されど3連休に疑問” への4件のコメント

  1. >前の通りに祝日の日はキチンと決めるべきでしょう。

    大賛成!!!!!

  2. お頭さん、こんにちは!

    そもそも何かしら由来のある祝日が動くというのは、おかしなことであります。

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