お彼岸に思う〜墓は誰のためにある

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西尾幹二先生のブログに記事が紹介されました
「天皇と原爆」

お彼岸は墓参りに行きました。

こないだお盆で墓には行ったばかりなので、「また墓参りか」という感じですが、これも浮き世の義理。

うちは早稲田と本駒込と2箇所に墓があり、先だって「2つは大変なんで、早稲田に移してまとめよう」としたのですが、親戚から反対されて中止になりました。

墓を移すと、それこそまとまったお金がいるので、中止になって結果オーライなんですが、 それにしても、けっこう墓というのは面倒なもの。

私のように死んだら灰を川に流してほしい人間にとっては、けっこう煩わしく感じることも少なくありません。

で、早稲田の方のお寺さんですが、ここの住職の奥さまというのが、なかなかクセのある人物です。

親父が亡くなった時も、墓石に刻む字の値段について、文字通り父の墓前で危うくケンカの一歩手前まで行ったこともありました。

とはいえ、オヤジもおばあちゃんもここの墓で眠ってますので、そこは行かんわけにもいかず、ここ何年かはお線香とお花を上げたら、そくささと帰ることにしています(本駒込の方が大寺なのでビジネスライク。お金はかかりますが、顔を余計に合わせることはありません)。

この日はお彼岸ということもあって、普段はひっそりしてるお寺も、そこそこな人の出入。サッと挨拶して帰ろうとした時、母が不用意に玄関に飾ってある書に一言。

「アラ、これ金澤翔子さんの書じゃないですか」


赤坂の板前寿司。水産関係の友だちの話では、ここは採算度外視にネタを提供してるとのこと。六本木の板前寿司もコスパが高いですが、ここはそれ以上。

金澤翔子さんというのは、昨年の大河ドラマ「平清盛」のタイトルを書いたダウン症の書家であります。

「そーなんですよ、金澤翔子さん。この書は、うちのお檀家さんの知り合いで、いただいたもの。天才ですよね〜、この方〜!」

ご住職の奥さま、書家の母を前にして、いつもの具合で書の講釈をはじめますが、けっこう間違ったことを言ってるらしく、書家の名前を母が訂正すると(言わなきゃいいのに)・・・

「 ああ、そういえば、お宅さま。お習字やってらっしゃいますものねー」

うぬぬ。

書家に「お習字やってらっしゃる」とは失礼きわまりありませんが、この方はそういう人なんで仕方ありません。そもそも、金澤翔子さんの書の話をした時点で、こうなるのはわかっていたのですが・・・。

次がありますからと、適当にまとめて本駒込のお寺に向かいましたが、電車の中で母はけっこうなお冠でした。

いや〜母上。あのお方はホントに失礼なんだけど、最初からそういう話に振っちゃいけないんだって。

墓は誰のためにあるか、最近、墓参りのたびに思います。

お彼岸に思う〜墓は誰のためにある” への4件のコメント

  1. 仏教は輪廻転生、
    粉骨を骨壺に入れて更に重い墓石の下に入れて、
    いつ次に向けて出られるのでしょうか。
    死者に対するこだわりなんでしょうけど、
    だから、物事こだわっちゃいけないのでしょう?
    思い入れ、も似たようなことか??
    本音と建前???

    アッシは南洋に撒いて欲しいなあ。

  2. お頭さん、おはようございます!

    >仏教は輪廻転生

    あ、実は輪廻転生は仏教の前身であるバラモン教、つまりはヒンドゥー教の考え方で、ブッダは「死後のことは、わからないので考えてはいけない」と言ってます。

    まして骨壺を墓の下に入れるというのは、本来の仏教にまるでなかったこと。

    お盆と一緒で中国で変換された仏教でしょうね。

    >だから、物事こだわっちゃいけないのでしょう?

    つまりはそこだと思います。

  3. お頭さん、おはようございます!

    このマンガ、知ってます。
    モデルがあるわけですかね。

    米にあるような。

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