アルデンテ、その本当の意味。


昨日はうどんチェーンどんどんの会長ご夫妻と、
先日、オープンした松江1号店の壁画のお礼ということで、
ヤマガタ・サンダンデロで会食いたしました。

いや、これは嬉しい!
壁画はなかなか好評なようで、松江店の出だしも雰囲気も好調のようです。

仕事というのは、納品したあとの評判というのは、
作った本人には意外にわからないことが多いものなのですが、
今回のようにクライアント自らご招待してくれるのは、何より励みになりますね。

先にサンダンデロでお会いした時にはなかった、
拙作「山形六双図」も展示されており、絵を見てもらいながらの食事をいたしました。

で、さすがにフードチェーンの会長ご夫妻だけあって、食べてる時も食べ物の話。
中でも「うどん」談義については熱いものがありました。

以前、拙ブログでもとりあげたアルデンテばかりが麺じゃなしの話をした時は、膝をたたいて激しく同意していただきました。

いや、「アルデンテばかりが麺じゃなし」というのは正確じゃないですな。

よく言われるように、アルデンテ(al dente)のデンテは歯のこと、
つまりは「丁度良い歯ごたえ」という意味で、
これは必ずしも芯を残した固い麺ばかりが良いという意味ではありません。

アルデンテにも流行があって、日本に負けない高齢化社会のイタリアでは、
パスタの固さが以前より柔らかめに変わってきてると聞きますし、
コシがあるのと、ただ固い麺とを一緒にしてはいけません。

茹で時間5分~12分くらいの麺類は、1分2分の違いで歯ごたえは変わります。
つまり、それは食べはじめた時と、食べ終る時では麺の固さが変わることを意味しますし、
混雑の中、運んでくる時間内で歯ごたえが変わることでもあります。

つまり、完全に同じ歯ごたえで麺を茹でるというのは至難の技・・・
というより、刻一刻変わる麺の固さを完全に同じくすることに、あまり意味はありません。

肝心なのは、モトのうどんです。
良いうどん(パスタも)というのは、
ある程度柔らかめに茹だっても、コシ(弾力)はなくならないものです。

固いだけの麺は、噛んでもまるで反発しないけど、
柔らかくてもコシのある麺は、噛んだ時に微妙に反発します。
そこが大きな違いですね。

その辺、「固い」のと「弾力(コシ)」を間違えていて、
固く粉っぽい麺を出したがる店は少なくないのは、噛んだ時の麺の反発を考えてないからでしょう。

画像は原画を流用した、どんどんのチラシ。
松江の知り合いが送ってくれました。
ご招待されたので、近日、松江に行く予定です。

6月のヤマガタ・サンダンデロの料理は素晴らしかったけど、それは後日アップします。

アルデンテ、その本当の意味。” への2件のコメント

  1. おはようございます
    いつも思いますが、マスオさんの絵は臨場感が高くいいですねぇ。。これは透明水彩絵の具で描いているのでしょうか?

    ところでプールに来る人が増えてきました。

  2. ニュートン
    正ちゃん帽さん、おはようございます!

    いつも拙作を褒めていただき、ありがとうございます!
    いや、評価していただくのは何より嬉しいです。

    お察しの通り、透明水彩で私はニュートンというブランドを使っています。
    紙はファブリアーノというイタリアの水彩紙で、
    いつもは私は目の細かいものを使うのですが、
    これは和紙のテクスチュアに似た荒めの紙です。

    細かいところは描きにくいのですが、それだけ味が出たと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>