ユッケ、放射能、エンガチョの世界


浜岡原発停止要請

数日前の反原発コメントに肩持つわけじゃありませんが、
むしろ遅すぎたくらいで、これは妥当な判断じゃないでしょうか。

「震災対策副本部長の石井一副代表がマニラでゴルフ」の報道隠し、
「菅直人自身の保身のため」なんて意見もありますが、あまり関係ないでしょうね。

あ@花さんのツイートにありましたように、
今回の浜岡原発停止要請って、中部電力は原発の豊富な関西電力から電力を持ってこれるわけで、
ドイツが自国の原発を廃止して、外国から電気を輸入するしくみと一緒ですね。
また中部電力内では火力発電で電力を補う、これも現実的だと思います。

総理の「30年以内に東海地震の来る確立は87%」発言は、
「うーん、どうかな」という感じですが、
こんなに毎日、余震がどこかであるようでは絵空事とも言えません。

さて「科学は宗教だ」という人がいますが、それは科学を妄信した場合のみであって、
実際に科学的な考え方は必要です。

「直ちに健康に影響はない放射線量」というのは、最近パロディ化されてる言葉ではありますが、
焼肉酒家えびすのO111ユッケや、北京の屋台で女の子が死亡した亜硝酸塩入り唐揚げは、
「直ちに健康に影響がある」わけで、こちらの方がよほど恐ろしい。

ちなみに正ちゃん帽さんのブログにスコットランドで起こったO157の拡散の番組がアップされてます。
思わず45分、仕事を中断して見入ってしまいましたが、
音声だけでも十分わかりますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。

番組を見て今さらながらわかったことは、O157やO111の場合、無味無臭なので、
新鮮な肉であっても、それが付着していれば体内に入り込むこと。
それが腸内に入って増殖した場合、腎不全や脳症を起こすことでしたが、
完全に消毒されてさえいれば、心配の必要がないこともわかりました。

放射能も食中毒も(もちろん両者はまったく違う問題ですが)、
うわべの言葉だけで怖がっている分には、まるっきりエンガチョの世界です。
指で輪っかをつくって「切った」「切った」と騒いでいる、子供のしぐさとまったく変わりません。

(ところでお若い方の中にはエンガチョをご存知ない方もいるようで、
 知らない方はクリックをお願いいたします)。

先日、福島から来た転校生に、親が「放射能は大丈夫かしら」と心配する話を聞きましたが、
(ホントかよ? デマならかえって良いのですが)
親がこれでは子供にいじめがあっても何も言えません。
デマもいじめも、それは無知からやってきます。

どうぞみなさま、エンガチョはおやめになるよう。
昨日もツイッターで「黄砂に乗って放射能がやってくる」
(中国方面は福島と反対方向です)なんてツイートを流していた方がいましたが、
どうか科学的根拠のないデマを流さぬよう。

写真は古川シェフに作ってもらったオムそばです。

ユッケ、放射能、エンガチョの世界” への2件のコメント

  1. 不安とつきあうには…
    画伯おはようございます!
    ブログ読ませて頂いて、ずっとこんなことを繰り返している、人間って…。色々考えました。

    長島愛生園を学生の時 数人で訪問したことがあります。親族達からも縁を切られ隔離されひどい差別を受けてこられた方々、、。
    人として、社会と交流したいと長い間ずっとずっと求めていた方の思いを感じた反面、道で私らに驚き顔を隠し逃げるように立ち去る女性の姿が頭に残っています。その時は、来てごめんなさいと心でお詫びました。
    当時19歳の小娘が一体何を学んだんだ?とずっと答えが出ないままでした。

    あの時、そこへ行くことは私達をどう受け入れて下さるのかという不安はありましたが、きちんと疾患の知識がついていたので病気に対しての怖さはありませんでした。
    医療現場では常に感染と隣り合わせで仕事をしますが、もし正しい知識をもたず、覚悟もなくただ恐れていたらどうなるか…。そこで長島愛生園でのことを思いだしました。
    わからないものへの 恐怖は仕方ないかもしれない、けど不安で仕方ないなら、せめて解っているものは正しい知識を持ち、一人の人としての自分の意志や決意を持とうよ思います。

    色々なデマや風評に惑わされることなく、解らないままの不安を垂れ流さず、解からなければ学ぶ、知ろうとすることを続けていこうと思います。

  2. 怪談と感染
    いっちゃん、おはようございます!

    いや~、うちのやつもそうですが医療現場の最前線は、
    常々大変だと思いますね。
    毎日、見えない敵と戦っているんだもの。

    感染の心配というのは、見えない相手という点においては放射能に似ています。

    ラフカディオ・ハーンの「怪談」に「茶碗の中」という話があります。
    ある侍が茶会の席で、自分にまわってきた茶碗の中に見知らぬ男が映っている。
    その侍はその茶碗を飲み干してしまうという話です。

    で、その後どうなったかというと、話はそこで終わっていて、どうなったのかわからない。
    わからないのが一番怖い、という話です。

    もっと怖いのが、見えないと思ってる相手が見えてしまう(いわゆる幻覚ですが)ことで、
    これは乱心した殿様が、まわりには見えない幽霊を斬りつけるようなもので、
    場合によっては自分の子供や奥さまを斬り殺してしまうことがある。

    なんて、変なたとえ話ばかりで失礼しました。
    この話の続きは、そのうちブログにてアップいたしますね。

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