どうした、電子立国ニッポン!?


ソニーがアップルになれなかった理由

こんな記事を見かけました。

というか、電子立国日本の電気産業はどうなっちゃたのかって感じだよな~。
わたくしは経営に関してはど素人ですが、
日本の電気メーカーについて、明らかにおかしいと思うことも少なくありません。

NECに勤めていた友人は1年ほど前に、希望退職でリストラにあったのですが、
先日記事を見たら、また大量の解雇を実施したとか。

希望退職なんかさせたら良い社員だって辞めてくだろうし、
社員のクビ切る以外、ほかに方法もあるだろうと思うのですが。
(ここの元会長、名前忘れちゃったけど、なんか不祥事起こしたときに、
 部下のせいだって言った人だよね。
 それだけでどんな会社だかわかりそうな感じです)。

また、うちには今はなきサンヨーの洗濯機があるのですが、
タイマー機能がおかしくなっているのか、何時まで経っても「すすぎ」をやめません。
気がつけば小一時間以上もガラガラとすすぎを続けていて、水道代だってもったいない!

一旦止めて、脱水ボタンを押さないと洗濯が完了しないのです。
ちょいと近所に行って帰ってきたら干すだけ・・・にしたいのに、
家に戻ってきても洗濯はまだ続いているという状態です。

こんなもん作ってたら、そりゃ会社は潰れるわな~。

気がつけば、近年の日本の電気製品はよく壊れるようになってしまいました。

家電じゃありませんけど、アップルのコンピュータは丈夫ですよ。
前に使っていた10.4.11は足掛け5年持ちました。
今でも、一部新しいパソコンにないソフトのものは、この5年前のものを使っています。

年代が知れますが、ソニーといえば私たちの時代はstudio1980といったラジカセが憧れでした。
それがいつからか、こうなってしまったのか。

以前、大賀元会長が余儀にオーケストラの指揮をしているのを見て、
音大卒のくせに、ずいぶん音楽をナメた人だなと思ったことがあります。

棒ふりだけなら誰だってできますが、
指揮者とは作曲家がスコアに込めたものを読み解いて音にしていくために、
最高の才能を持った音楽家が、一生をかけて音にしていくのです。

それを音響器具を専門にした会社のトップが安易にするというのはね~。
おそらくはあの頃からソニーの崩壊ははじまっていたのでしょう。

なんて、とりとめもなく文句を書き散らしましたが、
まだまだ日本の電子企業はできることがあるはずです。

新しいiMacは快適だよ~!
日本企業にこういう製品をいっぱい作ってほしいと思うこの頃です。

写真はヤマガタ・サンダンデロのコース料理。
メインディッシュの丸山さんちの羊ローストは絶品です。

どうした、電子立国ニッポン!?” への6件のコメント

  1. お邪魔します
    恐らく、利潤優先で故意に、脆弱な製品を作るようになってしまったんでしょう。
    本当に昔の日本製品は頑丈で、信用に足りていました。

    少し前までカセットテープ ウォークマンを使っていましたが、これも直ぐに故障してました。カセットテープの質も悪くなっています。

  2. 本当に有った話
    港区内に本社が在る或るメーカーの洗濯機が不調で、
    修理員にお越しいただいたが、
    「これ安物洗ってませんか?」
    と、マジで言われた主婦が居ます。
    と或る地方都市ですが、直にアッシ取材しましたから。
    もうこのメーカーの物は、炊飯器が一番人気らしいですが、
    絶対に買わない!、と主婦は申してました。
    この辺、技術だけではいけないのですね。

    でも、海越えたお隣のメーカー達も、技術はホントは?だし、
    口先だけのサービスはその場限り流かな?、という気も。

    貿易赤字だが、経常収支は黒字だし、
    国債の引き受けては殆ど日本人だし、
    付和雷同はやめましょう。

    でも、確かに各種メーカーには気骨が感じられない。

  3. カリスマ去って
    偉大な創業者が去った後、いい意味でそれを壊しまた構築していく。
    そういう文化がなかったのでしょうかね。

    ご紹介のダイアモンドオンラインの記事を読み
    思い出したことがあります。

    大学4年の就活のころだから、もう30年位前のこと。
    同じゼミの女子がソニーの説明会に行きました。
    女子のみだからでしょうが
    「大卒女子は縁故採用が原則です」と言われ
    即行だか即効、席を立ってやった、と言ってました。
    当時の大卒女子の扱い、特に電機業界は冷淡だったけど
    やる気も能力も聞かず「縁故のみ原則」と初っ端から言い切る姿勢は
    ソニーブランドから受ける印象と真逆なものだったので
    強く記憶に残りました。
    中身は古い体質だったのかも。

    ま、昔話です。

  4. ビックカメラでは
    歩行者さん、おはようございます!

    ことごとく御意であります。
    というか、やはり誰でも思ってることですね。

    日本製品は壊れにくいというのは昔の話。
    ビックカメラでは5年保証なんてありますけど、
    あれはその一環なんでしょうか。

  5. 遠からず
    お頭さん、おはようございます!

    >「これ安物洗ってませんか?」

    うわ~、レベル低っ!

    港区に本社があるって、まさか東芝じゃないですよね?
    一時が万事といいますが、お里が知れるというか・・・。

    その主婦の方、本社に報告してやりゃ良かったんでしょうが、
    人間、ホントに腹が立つことは、
    その時には呆れて信じられなくって、何もせずじまいになってしまうんですよね。

    それでまた後から腹が立ってくるんでしょうな。
    まあ、買わなきゃ良いでしょうけど、ひどい話です。

    >でも、海越えたお隣のメーカー達も、技術はホントは?だし、

    そう思います。
    遠からず凋落・・・というか、もうそれは始まっていると思います。

  6. フロンティア精神
    かなこさん、おはようございます!

    >「大卒女子は縁故採用が原則です」と言われ

    たぶん、そういう体質のあった会社なのかもしれません。
    会社でも何でもそうですが、いきなり業績が悪くなったように見えるものでも、
    見えないところで、だんだん悪くなってきたというのが多いものです。

    それにしても30年前にそんなことが遡るなんて恐ろしい。

    創業者のフロンティア精神をずっと引き継いで行くというのは、
    言うのは簡単ですが、
    大きくなって安定してしまうと、存外に難しいことなのかもしれません。

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