昨日は花風社の社長と大相撲観戦。
ピーカン照りの一日、お相撲も、お酒も、食べるのも大好きな者どうしで、
すっかり飛ばしてしまいました。
いつもは2時くらいから観戦するのですが、この日は30分早めて幕下からの観戦。
ご存知の通り、十両以下のおすもうさんは力士養成員なので給料がもらえません。
力士養成員はご飯だけは腹一杯食べさせてくれますが、
給料をもらい、白い稽古回しをつけ、「○○関」と呼ばれ、
紋付きを許されるのは十両以上の”関取”からです。
幕下と十両では、転地雲泥の違いがあり、
大横綱と呼ばれた歴代のどんな名力士でも、十両になった時が一番嬉しいと言います。
それだけに幕下の取り組みというのは、野球で言うと高校野球の面白さがあり、
ひたすらがむしゃらで必死なのが、このあたりの取り組みです。
体つきも相撲も、関取たちには及びませんが、熱戦が多くて面白いのはこの時間なのです。
さて、ふと取組表を見ると「高安」の名前がある。
それは先日、鳴戸部屋のパーティーにいた力士で、親方の話を真剣に聞いてうなずいていた、
あの力士ではありませんか!
闘志のある、なかなか良い面構えでしたから、
チェコから来た「隆の山」さんとともに、印象に残っていた力士でした。
(この日、隆の山さんの取組はなし。幕下以下の取組日は15日ではなく、7日間です)。
袖擦り合うも多少の縁。
ここで高安さんを応援しなければ、人ではありません。
「高安! 高安がんばれ!」
と、大声だけが取り柄の私はしきりに声援をとばしました。
隣の人は「お身内ですか?」と、笑いながら聞いてましたが、
声援が効いたのか、高安さんは不利な体勢から必死にこらえ、
何度も土俵際まで追いつめられますが、そこでも驚異の粘りを見せます。
「高安! ガマンだ、ガマン!」
いや~、応援って効くんでしょうか。
水入りまで行くかと思われるほどの長~い相撲をこらえた高安さんは、
あるところで体勢を整えてからは、一気の寄り切り!
「勝った、勝った! いいぞ、たかやす~ううう!」
高安さん。あの声の主は私です。
素晴らしい相撲でした。私たちは感動しました。
あなたならば、きっと立派な関取になると信じています。
(そしたら別の四股名が欲しいですね。関取が”高い安い”のではいけませんもの)。
その後、一気に鳴戸部屋軍勢を勝たせようと、
若の里関と稀勢の里関に同じように声援を送りましたが、
この日、2人の関取は黒星に終わりました。
「けっきょく高安だけしか勝たせなかったな~」
などと、いかにも自分が勝たせたような言いぶりで国技館をあとに、
私たちは新橋のガード下へと向ったのです。
ガード下ではお相撲談義と、発達障害者の世界の話で、合計10時間のお酒を楽しみました。
その話は後日、ゆっくり述べるといたしましょう。
写真は稀勢の里と日馬富士の取り組み前。
気合いの入った両者が出すオーラ、写真ではわからないかな?
いやいやご謙遜を
昨日はお世話になりました。
国技館→新橋と10時間飲み続けても二日酔いにならない私たちは健康ですね。これも普段の修行の賜物?
画伯、昨日の高安さんはどう見ても画伯の応援で勝ったと思います。不利な体勢を粘って粘って逆転勝ち。見応えのあるお相撲でした。早く関取になるといいですね。
がんばれ! 鳴戸軍団
あ@花さん、おはようございます。
こちらこそ一昨日はお世話になりました。
そーですか。高安さんが勝ったのは私の声援と・・・はっはっは。重ねてありがとうございます。
それにしても、相撲を取るのはご本人。あの粘りにはほとほと感心しました。昨日は隆の山さんも勝ったみたいで、運がよければ、あと2勝で関取の可能性があるかもしれませんね。
がんばれ! 鳴戸軍団です。
はじめまして
ツイッターから飛んで来ました。お相撲がお好きなんですね。
講談社の週刊漫画に
呼び出しさんを主人公にした漫画が連載を始めて
関連コラムに元力士の方が
相撲の世界を紹介してるものがあり
興味深く読んでます。
力士さんも色々な方がいて
ヘビメタ好きだったり、実業家だったりと
個性的で面白いですね。
私は個人的には朝青龍の大ファンでした。
今でも彼の動向は気にしています。
彼には我が道を突き進んで欲しいです(笑)
以前、舞の海関がCMでヒップホップを踊っていた時は
メーカーに撮影の事を問い合わせてしまったことがあります。
また読ませてもらいますね。
坂口松太郎は朝青龍
はじめまして、オルキリアさん。
といいますか、ツイッターでは何度もやりとりしてますね。
今後ともよろしくお願いします。
呼び出しさんのマンガ、聞いたことはあるので検索してみました。「呼び出し一(よびだしはじめ)」というマンガだそうですが、まだ読んだことはありません。
http://morningmanga.com/news/519
私が好きだった相撲マンガは、ちばてつやの「のたり松太郎」。
http://www.daimokuroku.com/?titleid=6285
これはビッグコミックに連載されていたのですが、作者が高齢になったためか、まだ話の途中で中断しっぱなし。
未完で終わりそうです。
キャラ的に坂口松太郎は朝青龍とは、かぶるところがあるので、今連載されていたら、さぞ面白かろうと思いますが、残念なところです。
ツイッターとブログでは、やや人格が違いますが、どちらも当人です。今後ともぜひ遊びにいらしてくださいませ。