昨日は〆切迫る中、前からスケジュールに入れていた友人の結婚披露宴が上野の精養軒で行われるということで出席いたしました。
精養軒で食事をするのは、実は小学校1年の時に親と一緒にフルコースなるものを食べて以来、ウン10年ぶりのこと。
この時に食したコーンポタージュなるもの、子ども心に「世の中にこんなウマいものがあるのか」と感激し、そのあまりの美味しさに作文を書いて、せんせーに褒められたこともありました。
今回の披露宴はたまたま、それ以来のこと。
まあ子どもだったから、そう感じたのかと思いましたし、今回の披露宴は招待客240名という大所帯なので、そんな繊細な味のものは出ないだろうと思ってましたが、2番目に出て来たカボチャのポタージュを飲んでびっくり!
コーンポタージュとカボチャのポタージュという違いはありますが、そのベースは「あの味、あの味!」でした。
20世紀最大の文学と賞されるマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の冒頭部分、紅茶にプチット・マドレーヌをひたして口に入れたら、過去の記憶がすべて戻っていく場面がありますが、嗅覚と味覚はいちばん壊れにくい記憶という説は、あながち間違っていないかもしれません。
さて。
話変わって今回、普通の披露宴と違ったのは、その出席者の面々です。新郎のご尊父は、元ナニナニ組の幹部だっという元本職♪ 現在は居酒屋経営をされてるそうですが、いやさすがに迫力あるお方でおました。
あの世界は一旦、足を洗って堅気になると、完全に関係は切れるのだそうですが、出席者の面々は、さながらVシネを彷彿させる風貌で、なかには小指の欠損した方がいたりと、気合いの入った方々のオンパレード。
面白いの写真を撮ろうと思いましたが、さすがに小指のない方にカメラを向ける度胸はございませんで、はは♪
披露宴の最後には神輿が登場し、新郎新婦も一緒にかつぐという華々しいイベントつきで、下町の風情十分。出席者の方々も顔はコワイですが、話してみると、みなさん良い方ばかりでした(ホントです♪)。
縁起の良い披露宴、実にけっこう♪
二次会は遠慮させていただき、帰りはジム仲間が、アメ横に旨いタンメンを食わせる店があるというので、痛風発症以来はじめてというシメのラーメンをいただくことになりました。
飲んだあとのラーメン・・・痛風以来は、飲んだあとにラーメン屋の前を通ることすら避けてきたのですが、この際、もう毒食わば皿まで。
友人の言葉通り、あっさり目の美味しいスープでしたが、さすがに食べ過ぎ。
食後、友人たちと分かれたあとは、上野から三越前までてくてく歩いて腹ごなしをいたしました。
まあ、焼け石に水ですが、今朝は痛風の兆候もなくさわやかな目覚めでした♪
うーむ、流石に食べ過ぎですな。
ニンゲンの価値を0~100までとして、100を上として、
あちらの世界の面々にはマイナスが付きます。
で、マイナス100だった人が、こちらの世界に来れば、
マイナスがとれて、(プラス)100に成っちまいますんで、
素晴らしいことです!!??
受け入れる側の堅気の衆の度量も計られます。
アッシのバヤイ、半堅気のバカな土方共をまとめてくれる
「元」の存在は有り難かったなあ...。
お頭さん、おはようございます!
>マイナスがとれて、(プラス)100に成っちまいますんで、
そこですな。
足を洗ったという勇気を理解しないといけませんね。
反対にダースベーダーじゃありませんが、正道からはずれてダークサイドに陥ることもあります(これは、堕天使がサタンになるのが原型か?)。
表街道だけ歩いてきた人間にはわからないこと、それを知る人間の力というのはあると思います。
それにしても新郎の父上、迫力あるそれなりの人と見受けました。
感服した次第です。
おはようござんす。
>表街道だけ歩いてきた人間にはわからないこと、
怖いもの見たさ、で強がって暗闇を覗いてはいけません。
そうした躾を、今のお花畑教育では、差別、とか言うらしいんですが、
間違ってます。
ダークサイドに人権なんか在りません。
そんな世界を知る必要はありません。
暗黒社会に踏み込むのは、プロに任せるのです。
近頃アイツ見ねえなあ、太平洋かあ?、
なんて普通に会話する世界は、
在ります。
あっ、太平洋上ではありませんよ。
くわばら、くわばら。
お頭さん、おはようございます!
>ダークサイドに人権なんか在りません。
>そんな世界を知る必要はありません。
そら、そーですな。
一緒に出席した友人から「小指欠損はまずいんじゃないか」と言われましたが、最初に新婦にはメールしておきました。
あえてアップした次第です。
みなさん、気合いは入っているフツーの堅気とは違いますが、ヤクザではありませんからね(本物、実はよく知りませんが)。
ちなみに建築の世界は、好むと好まざるに関わらず、関係なしというわけにはいかないようですな。
のちほど、お聞かせを。