叔父のお見送り

先週の金曜と土曜は、母方の叔父のお通夜と告別式でした。

享年88歳。米寿の大往生でしたが、最後の10年は介護という晩年でした。
三菱商事に勤め、繊維担当という花形部署にいた叔父。

かっぷくが良かった時に比べて、晩年体重は半分くらいになってしまったようです 。

わたしが3つの時に亡くなった母方の祖父は、戦前、自営業でタクシー会社を経営していたそうで、今の赤坂の実家はその景気が良い時に建てたもの(地主はお寺さん)だそうです。

戦争ですべて焼けてしまい、母を入れて3人いた姉妹に嫁がせるのは堅気が良いと、叔母は商社。母は教員(当時、航空高専)。伯母は電電公社の婿に嫁ぎました。

めでたしめでたし♫
と、映画だったらそこでハッピーエンドですが、その孫にあたるわたくしが、これまた自営業に戻り、しかも絵描きという不安定の最たる商売についたというのも不思議なことにございます。

実はその後、小暮家は全員自営業になりました。
今からもう10年ほど前の話でございます。

嫁ぎ先は堅気が良いというのは、母方のおばあちゃんの戦略だったようで、商売は浮き沈みが大変なのでっていうことだったみたい。

「でもまあ資質って抑えても顔だすよね」というのは従妹のコメント。
その従妹も今、自営業独立に向けて修行中であります。

おゑいバアちゃんには「良い学校入って、良い会社入って、良いお嫁さんもらって」とよく言われました。

若い頃はバカにしてましたが、それが「世間」だと思い知らされる昨今であります♫

でも、さすがに最近は「絵を描いておりまして」といって「良い趣味お持ちですな」とは言われなくなりましたなあ。

 

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