坂の上の雲~戦争について


「坂の上の雲」も日清戦争に突入し、いよいよ話はこれからになってきました。
この原作を読んだのは、10年以上前のことなので忘れている部分が多いのですが、
ドラマを見ていて、こんなに戦争の場面が多かったかなと思いました。
前にも申しあげたように、遺族が映像化を躊躇した、
国威発揚の戦争ものになりかねないといった懸念もわかるような気がします。

しかし、あの当時は日本も列強の波にさらされて、
ひとつ間違えれば国民すべてが奴隷にされかねない時代だったわけです。
当時は多くの人が国内の軍備を充実させ、
列強に追いつき追い越せという気持ちを持っていたでしょう。
今と違って、兵隊さんは憧れの仕事だったし、尊敬されていた。
単純には言えませんが、この原作にも明治時代の人たちが持っていた
国威発揚の気運が間違いなく盛り込まれているのですね。

そんな意味で、私は「どんなことがあっても戦争をしてはいけない」という意見には反対です。
もちろん、戦争など絶対にしたくはありませんが、
奴隷にされても、親兄弟が殺され、娘や妻が蹂躙されても抵抗してはいけない、
なんて言う資格は誰にもないと思う。
私もガンジーの非暴力は、ある意味で尊敬していますが、
一方的に虐殺された人たちの遺族が、ガンジーを良く言わないことも事実です。

ただ、戦争の厄介なところは、いったん始めてしまうと、
家族を殺されるより、もっと悲惨な運命が待ち受けていたりすることでしょう。
タチのわるいことに、戦争というのは、
最初から奴隷にされるラインからはじまることは多くない。
もっと別の小競り合いとか、王子や貴族の暗殺など、別の原因からはじまることも多く、
気づいたら泥沼にハマっていた、というのが戦争の恐ろしさなのでしょう。
また、自分が戦う気がなくても、一方的に相手が攻めてくることだってある。
そんな単純なものではないようなのです。

おっと、坂の上の雲からだいぶ違う話になってしまった。
秋山真之の部下がマストで死ぬ場面を見て、そんなことを思いました。

このドラマ、3年にわたり5回ずつ放送するそうですが、
今の日本人が底値に近い位置にきているだけに、
今後の世の中にたいへんな影響を与えそうな予感がします。

写真は平和の使者(?)、なまけ蛙くんの揃い踏みです。

坂の上の雲~戦争について” への2件のコメント

  1. Unknown
    ただいま怒涛の13時間労働1週間に
    突入したところ…
    初日からぐったり。
    なまけ蛙クン
    癒されますわ~。

    お誕生日ですね。
    おめでとう。
    また1年…楽しく年を重ねましょう~~~

  2. 誕生日は冬至でした
    かよままさん、おはようございます。
    誕生日はすでに嬉しくはないのですが、
    やはりひとつの節目ではありますね。
    最近は開き直って、あまり気にならなくなりました。

    怒濤の一週間。
    お体に気をつけて!

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