パブリック・エネミーズ


一昨日はマンションの電圧をあげる工事で10:00~16:00くらいまで停電。
当然ながらパソコンは使えず、冷蔵庫もダメ。
ビデオや炊飯器の予約も役に立たず、トイレの中も真っ暗という状態でした。
幸い仕事も一区切りついたので、
六本木に出かけてパブリック・エネミーズを見ることにしました。
デリンジャーの名前をはじめて意識したのは、実は「空手バカ一代」でした。
大山倍達がFBIを指導する場面で、銀行強盗王デリンジャーを射殺したのもFBI。
あのアル・カポネを逮捕したのもFBI。そんな記述があったからです。
銀行強盗王という言葉が頭にあったせいか、英語のデンジャラス(dangerous/危険な)と
デリンジャーの名前をけっこうな年まで混同して覚えてました。

さて映画はというと、これが画面の端はしまで1930年代の雰囲気が出ていて
なかなか良く出来ている。
ジョニー・デップはどこかイっちゃってる役をやらせると、何でもハマリます。
彼を見にやってくる人たちの期待は、けっして裏切らないでしょう。
また恋人役の女優がエディット・ピアフ~愛の賛歌~のピアフ役、
マリオン・コティヤールとは最後まで気づかなかった。
この人はホントに化ける女優で、ジョニー・デップと一緒にいてもひけをとりません。
なんか貧しい出の役がよく似合う女優さんです。

ところで映画の中の銃撃戦が凄まじいのにたいして、脱獄が簡単にできてしまうところなど、
大恐慌時代とはいえ、何となくのんびりした時代だったのかもしれません。
今の時代からすると、信じられないくらい社会のセキュリティーが甘いのです。
あんまり簡単に脱獄するので、作った話じゃないかと疑い、
ウィキペディアをチェックしたところ
(ウィキもアテにはなりませんが)事実に忠実に作ってあるので、ちょっとびっくり。
最後にデリンジャーが撃たれた弾痕まで忠実に再現されていたようです。

こういうマトモに作ったハリウッド作品・・・もっといっぱい見たいものです。
予告編でジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの作品「アバター」をやってましたが、
あれはどうなんだろう。
見ないと良し悪しはわかりませんが、アバターのあのデザイン。
あれは完全に「ボルネオの蛇女」ですな。

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