月1回の読書会


昨日は神谷町のチムニーで、月1回の読書会。
さるクライアントの社長がはじめた、いわば読書感想会ですね。
4人ほどのメンバーが、毎回課題図書を出して意見を言う、ということにカコつけたいわば飲み会です。
ただ、この読書会の良いところは、自分ではゼッタイ読まないような本が課題図書になるということかな。

本も忙しい中、真面目に読んで真面目に議論はいたします。
最近の会で出た、私以外の人が出した課題図書というと、
「なぜ通販で買うのですか 」 斎藤駿(カタログハウス社長)著
「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか?」 山本ケイイチ(スポーツジム・インストラクター)著
「驕れる白人と闘うための日本近代史」 松原久子著
などといったラインナップ。
見ての通り、小説はほとんどありません。
一度、私が「カラマーゾフの兄弟」(亀山郁夫訳)を、
大審問官の章までという課題を出したら、大ヒンシュクだったことがありました。
どうしても1ヶ月で読めるものを選んでしまうので、
課題図書は自分では積極的に読まない本が楽しめる反面、物足りないところではあるかな~。

次回は私の番だったので、真山仁の「ハゲタカ」を課題図書に出しました。
先月、友人のブログにも面白いと推薦されており、今回の読書会が良い機会だったのでおととい購入。
まだ最初の方を読み出したばかりですが、これは実に面白い!
ドラマは見ましたが、忠実に作っているようです。
読書会のメンバーは為替を扱う経営者だったりしますから、内容的にも丁度良いでしょう。

私の読書は乱読というのでしょうか。
仕事で目を通す資料以外にも、本は何冊か平行して読みます。
今、読んでいる本は「ハゲタカ」以外だと、
「三国志」 北方謙三著。こちらは現在3巻目で、まだまだ諸葛孔明は出てきません。
「ローマ人の物語」の”パクス・ロマーナ” 塩野七生著。
こちらは読書会で”ローマは一日にしてならず”をとりあげて、もう1年以上、ゆっくりゆっくり読んでいます。
「ねじまき鳥クロニクル」 村上春樹著。
「ノルウェーの森」を途中でやめてしまった私としては、
この小説も正直言ってよくわからない。
自分には合わないなと思いながら、ところどころに惹かれるところがあって読み進めてます。
たぶん最後まで読んでも同じ感想でしょうけど、これから村上春樹の長編は全部読んでみるつもりです。
秋の夜長。これから読書には良い季節です。

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