草食系と米国の戦後教育


赤坂八丁目をモデルにした風景画。だいぶできましたが、まだおすもうエンジェルは浮かんでません。これから浮遊物が入ります、たぶん。

吉田沙保里、3連覇! なでしこ銀メダル!
すごいぞ、日本の女たち!

男はどうしたという声が聞こえそうですが、戦のない時代に女性が強いのは次世代に向けて大変良いことですね。

昨日は近所のおばさんに「女子サッカーに比べて、男子はだらしない」なんて言ってる人がいました。
初戦でスペインを撃破して、3位決定戦まで行くチームのどこがだらしないんだなんて思いましたが・・・まあ、女性が強いと男性が弱く見えてくるのは、いわゆるテンプレートというか、類型的な考え方でしょうね。

ここは吉田沙保里やなでしこが特別だと思った方がよろしいかと思います。

それにしてもオリンピックに出るような人は別にして、世の一般的な男性というのは、近所のおばさんに「だらしない」と言われて仕方ないかもしれません(まあ、じぶんもふくめてですが)。

昨日の山形料理の続き。タケノコのトマト煮にそばの素揚げです。 

ところで昨日、いっちゃんから先日書いた広島の式典について、こんなコメントが入っていました。

広島県内で生まれ育ち、日教組の影響が強い地域で平和教育や同和教育が強烈で小学校の高学年をそれにどっぷりつかった担任 、そして結構素直に浸透させてました。。で、何か「申し訳ない」って気持ちを持っていました。

平和公園や大久野島の毒ガス工場跡の社会見学、道徳の時間に繰り返された同和教育、8月6日の平和学習、日の丸や天皇制、国歌について…私が外で元気に遊ぶ子でなかったら、これまたどっぷり浸かって違う道に入ってたかもですね。あの強烈さ小学校高学年だけで済んで、まだ良かったです。

いや、驚いた。

原爆を落とされた地で、原爆を落とした張本人の思うつぼの教育がなされていたのですね。
日教組やサヨク系の人が金科玉条にする、いわゆる日本の平和憲法は周知のように、GHQが中心になって英語で原文が書かれたものと言われています。

それが一度決まったことは忠実に遵守する日本人の国民性によって、いつまでも変わらず守られてきたというわけですが・・・いくらなんでも変らなすぎでしょ。

原爆を落とされた人たちの子孫が、いっちゃんのように「申し訳ない」という気持ちを植え付けられてきたのですから、話のスジからいえば真逆のこと。

現在の日本国憲法は、わが国が二度と米国に牙を向かないように書かれたものだということも、そろそろ考えはじめても良いでしょう。

それにしても、よく言われる「男性が弱くなった」 とか「草食系男子」というのは、この戦後教育に端を発しているのでしょうか。

高校時代にあったケガ人必至の騎馬戦や棒倒しは、今はとっくにないみたいだし、殴られても殴り返しちゃいけないみたいだし、学校の中にある平和憲法が余計いじめの問題を助長させている気がいたします。

アメリカさんも、そこまで計算したわけじゃないでしょうが、いくらなんでも薬が効きすぎたと鼻白んでいるかもしれません。

左翼思想は経済が上がりはじめたくらいの時には効果がありますが、努力した人間もしなかった人間も報酬が一緒、などということを見てもわかるように、人間の欲望や本性を理解せずに出来上がった考え方であります。

いちばん原始的な人間である子どもたちに、はじめから「平等」や「自由」を与え、そのあとの中学高校でいきなり競争社会にさらしてしまえば、何かの歪みは当然出てくるというわけですね。

このことは来たる8月15日までに、また考えてみたいと思います。

草食系と米国の戦後教育” への4件のコメント

  1. おはようございます。
    私が会社興したときに営業は男性と女性とどっちがいいか先輩版元がしてくれたアドバイスがあります。「今は女の子のほうが得な時代だよね。同じだけの優秀さなら女の子のほうが優秀に見える。でも女の子は身体弱いよね。すぐ体調崩す」牛か馬みたいな扱いですが、まあまっとうな意見です。私自身、20代のころいくら待遇が同じでも出版界の女性は40代になるとくたびれてると気づき、早めに手を打って今のようなマイペースな疲れない環境を作り出したわけであります。
    で、オリンピックですが。
    正直男子サッカーはあんまり見てないし興味ない。スペインに勝ったのはすごいなと素直に思いますが(スペインのA代表のファンでもあるし)よその国のユーロやW杯のためには苦にならない早起きが、正直U23のためにはしようと思わないんですね。なんでだろうと思ったけど、やっぱり雰囲気が嫌いなんだと思います。
    なでしこにせよ女子レスリングにせよ、みんな素直で性格よさそうですよね。これは男女差というより、チームが持っている雰囲気の差なんだと思います。
    あと、戦後教育。私は発達障害やり始めたころ今より強かった欧米崇拝にうんざりしてアメリカに取材に行き、そこで療育目当てに渡米している反日日本人たちにうんざりして帰ってきました。アメリカたいしたことねえな、と思いました。でもそのあと長崎行ったらみんな「日本の教育は悪い、アメリカの教育はいい」って思ってて、原爆落とされた土地でなぜこうなるのかが不思議でした。なんなんだろうね、あれ。
    アメリカはものすごく日本が怖かったからああいう憲法を押し付けて骨抜きにしようとしたわけですが、効果ありすぎて困ってるんじゃないのかしらね。
    私が嫌いなのは「話し合えばわかる」というぬるい思想です。わかるわけないじゃん。でもこれって憲法の精神そのものだよね。
    またきます。

  2. 画伯今晩は!
    長男が小学校1年生の時引っ越してきたこの地では、平和教育はあるものの私が子供の頃のような激しさはありませんでした。長男と三男は9歳離れていますがこの二人の間でも変化を感じます。私の時のような教育がされなくて良かったです。

    我が子に1名に口から生まれて来たようなお喋りがおりますが、その子が話す「ひろしま」は明らかに私がその歳頃に捉えていたものと違います。
    話していると色々な疑問や本音の歯に衣着せぬ会話に(我が家限定で)なります。

    8月5日、一日前に平和公園に行って慰霊碑にお参りし、空気を感じてきました。20年前の8月6日にきた時感じた重苦しい空気ではありませんでした。平和公園の状況が変わっただけでなく自分も変わったのでしょうね。そして子供らも私の時のようにの卑屈にはなっていないことが、なにより良かったと思います。

  3. あ@花さん、おはようございます!

    >長崎行ったらみんな「日本の教育は悪い、アメリカの教育はいい」って
    >思ってて、原爆落とされた土地でなぜこうなるのかが不思議でした。

    うむむ。
    長崎ってそーなんですか。
    じゃあ、広島も押して知るべしですな。

    >アメリカはものすごく日本が怖かったから
    >ああいう憲法を押し付けて骨抜きにしようと

    そこですよね。
    薬が効きすぎて、昨日みたいに国によっては戦争になる領土侵攻にも、防衛大臣が「内政干渉」だと死んだふり。
    おまけに総理大臣は11日から夏休みとか・・・。

    ほんとに効き目ありすぎです。

    >私が嫌いなのは「話し合えばわかる」というぬるい思想です。

    これって、ルーツは聖徳太子の「和を以て尊しと成す」だと思うんですが、太子は当時の随にケンカを売った人ですからね〜。

    自分たちの主張を通すのと、交渉は別の話で、別に相手に理解してもらう必要はない。
    中国にしても韓国にしても、トップは尖閣&竹島は日本固有の領土とわかってる確信犯ですから、わかってもらう努力はムダなわけですし。

    最初から取りに行くつもりの相手に「話せばわかる」は意味がないということでしょうね。

  4. いっちゃん、おはようございます!

    昨日は広島の平和教育を聞き、びっくりした次第です。

    考えてみれば、わたしの小学校では国歌斉唱も国旗掲揚もありました。
    すでに廃校になりましたが、わたしが在校中に創立90数年を迎える学校だったので、校歌も
    「御国の栄え、永久に示し。
     せちに祈り、誓うは誠、これぞ誇りの尊き教え」
    という歌詞でしたから、日教組に毒されていたことはなかったと思います。

    小学校5年と6年には、担任の先生から南京大虐殺の話は聞かせれましたけどね(笑)。

    それにしても権力者が自分に都合の良い歴史を教えるのは、歴史上よくあることですが、自国を貶める教育というのは聞いたことがありません。
    それとも植民地にされたところは、そんな教育を受けさせられたのかな。
    ご存知の方がいましたら、ご教示いただきたいところです。

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