お相撲のコスモロジー 〜 チェリビダッケ式の応援!

大型連休最後の昨日は大相撲初日観戦。

正月でも昼間は飲まないわたくしですが、大相撲だけは別でおます。例によって昼の2時から飲みはじめ、家へ帰って9:30でバタンキュー。
で、今朝は早起きして書いてます(実はいつも早起きですが、今日はなおさら)。

さて、この2枚の写真ですが・・・みなさま、何かお気づきになりましたでしょうか?
上の協会ご挨拶の写真ですが、中央にいる北の湖理事長右が稀勢の里と、下の写真にある白鵬土俵入りを見てください。

ややわかりにくいのですが、いつもは肌が赤い稀勢の里が白く、いつも肌が白い白鵬が赤いのです。

よく、おすもうさんの調子は肌の色を見るとわかると言いますが、白ければ良いとか、赤ければ良いというものではなく、肌つやにも個人差があるのですが、この両者の肌つやをどう見るかが興味深いところです。

昨日の相撲、きせは阿覧に完勝。白鵬は安美錦に土をつけられました。

稀勢の里に関して言うと、大幅な体重の増え方といい、色の白さといい、完勝したとて何とも言えないのですが、白鵬の負けはあの肌つやに関係があるのかと考えてしまいます。

大相撲の釣り屋根には青房下、白房下、赤房下、黒房下と、それぞれ四房と呼ばれる房が垂れ下がっています。これは中国の古代思想・陰陽五行説によるもので、万物を陰と陽、五つの要素で分けようという思想ですが、こと色彩に関して言うと、迷信などとは言えず、当たっている点も多々あるのです。

大相撲の場合は中央が黄色い土俵があって、五色が揃うわけですが、日々いただく食事もこの五色をまんべんなく揃えると、栄養バランスも良いとされています。

色彩の本質は電磁波ですが、そもそも生命というものが色彩にあふれている理由には、色というものは僅かなエネルギーで変化するので、生命維持には都合の良いエレメントだということがあります。
そんなに多くの熱を出さずとも(熱エネルギーが一番カロリーを消費する)、少しの化学変化で色彩は変わることができるわけですね。

人間はタコの擬態などのような激しい色彩変化はしませんが、プールに入った人の唇を見ればわかるように、数秒で肌の色が変わります。

力士の肌つやも同様で、その人の体質にあった最良の色があると思うのですが、後づけの知恵になりますが、この日の白鵬の土俵入りを見る限り、この人にしては体に余分な熱を持ちすぎたかなと思った次第です。

稀勢の里、阿覧を押し出す瞬間!

それでは、われらが稀勢の里はどうかといえば、横綱のように完成された力士ではないので、175kgが太り過ぎなのか、いつもより白い肌のきせがわるいのかとも言えません。
なにしろ中学を卒業して入門した当時で130kgもあった人ですから、 175kgでもベスト体重かもしれません。

いずれにしても今日以降の相撲を見ないとわからないですね。
一緒に見に行ったあ@花さんが例によって、母になってドキドキしてましたが、初日良いからといってわからないのが稀勢の里関の魅力でもあり、欠点でもあるのですが・・・。

この日の応援は指揮者のチェリビダッケ方式で、ゆっくり声をかけて、なるべく長く聞かせようという声援。満員で応援も多いので、そうしないと私の大声もさすがに通りません。

た〜か〜のおおお〜や〜ま〜!

おお! いいぞ、いいぞ。
土俵際、隆の山のうっちゃり!

わーかーのおおおーさーとおおお〜!

おお! 若関も勝った!

た〜かあああああ〜やあああすううううううう〜!

うむむ。残念、高安。
まだ大関石臼には通用しないか。

きせ〜えええええ〜の〜おお〜さとおおおおおお〜!

おおお! きせ完勝じゃん!

豊真将、行きマショー! ・・・なんて、ウフッ♪ 

うむむ。
豊真将は負けてしまったけど、何度も言ってるこのダジャレで隣マスの女性がププッっと笑ってくれたので、まあいいか♪
隣のあ@花さんは「耳にタコができてる」という冷淡な視線で見ていましたが・・・。
(はるまファンにはわるいけど、この日はマショーを応援 )。

いや〜、それにしても1時から見て、5時間があっという間。
やっぱりお相撲は楽しいです♪
というわけで・・・どなたかみなさま、7月場所はBOXで見ませんか?

我と思わん方は、ぜひお申し出ください!

なかなか入手できないBOXチケット(そんな高くありません)ですが、
大勢で見て楽しみマショー、豊真将・・・なんて、ウフッ♪

 

こちらは拙作「夏の大仏建立」です。

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