もちろんイラスト&マンガを描く前に、ゲラの状態でひと通り読んでいるのですが、いや〜、やっぱり本の形になると違いますね。
自分の描いたイラストなんですが、要所要所にキッチリ入っていて実に気持ち良い。
「オレの仕事…良いじゃないの♡」と、悦に入った次第です。
イラストと本文のバランスだけでなく、QRコードから動画も見られるのも気が利いてますね。動いてないと、どうしてもわからない部分ってありますからね。
(ホントはアニメーションにした方が、もっとわかりやすいかもしれませんが、現段階で それは難しいかもです)。
さて、今回イラストやマンガでいくつか留意したことがあるのですが、いちばん気を遣って描いたのは「脱いでもすごい」、舌の図です。
浅見社長との打ち合わせで、私は最初は線画だけで描こうと思っていたのですが、社長から「水彩でトーンをつけて描いてください」というリクエストを受けました。
描き始めてすぐにその意図がわかったのですが、「舌」というのは内臓の一部なんですね。人体で外側に出ている内臓(と呼んで良いのかわかりませんが)は、舌と肛門のみ。それで、実際に簡単に見られるのは「舌」だけです。
だから舌が痩せすぎていたり、横にギザギザがあったりするのは、臓器に何らかの不調があり、血流に問題があるということです。
ですから、そのことをビジュアルで表現するには線画ではなく、複雑な階調を表現できる水彩画が適していたというわけです。
浅見社長、自分ではビジュアルは苦手なようなことを言ってますが、そのあたりは実に正鵠を射るリクエストだったわけです。無意識が賢いんですね。
ともかくも、たった2,200円で自分の体を整えることが出来る本。
発達障害関係の方だけでなく、何らかの不調やストレスを抱える人にもぜひオススメしたいです。
その内容に関しては、また次回!