先週土曜に武蔵五日市に赴いた際、大江戸線新宿駅とJR新宿駅の間の長いエスカレーターを使いました。ここはよく、駅員さんらが「エスカレーターは立ち止まりましょう」と積極的に呼びかけをしている場所でもあります。
最近は認知されてきましたが、実はエスカレーターの片側は空けていけません。
片側を40kgから100kg以上もある人間が歩いたら、機械の故障原因にもなりますし、そもそも危険だからです。
最近はどの鉄道でも「立ち止まってください」と呼びかけていますですが、エスカレーターを歩く(あるいは走る)人の同調圧力を背中で感じるのか、多くの人が片側を開けています。
まったく混雑時こそ両側に立てば良いのに、片側しか空けないから無駄な行列が出来るのは困ったものです。
そんなわけで、私はエスカレーターの空いてる片側に立ち止まることにしています。
3年ほど前までは、怒って押しのけてくる人もいましたが、さすがに最近は少なくなったかな…?。
そう思っていたら、この時、大江戸線新宿駅の下りエスカレーターでドンとぶつかってくる御仁がおりました。後ろに歩けるスペースがあったからですね。
こんな人がいたら、空いてる片側に立ってるのは躊躇しても仕方ないな。まして女性の場合はなおさらでしょう。
だからみんな片側開けるんだね…そう思った瞬間、私の斜め後ろ左側に立っていた人が、前に一歩踏み出してきました。おお、これで後ろから歩いてきても通れなくなるな。
私以外にも同じ気持ちでいた人が、行動で示してくれたので、ちょっと嬉しくなりました。しかもその方は女性でしたから、なおさらかな。
全員とは言いませんが、エスカレーターを歩いてくる人に、良い顔はあまり見たことがありません。どちらかと言うと、余裕がなくて自分のことしか考えていない顔をしています。
この人たちに気をつかってはいけない…私は強くそう思いました。ましてや、下りのエスカレーターでぶつかってくる人に、忖度は無用。