昨日は、大学時代の友人・関雅治画伯の展覧会に行ってきました。
関画伯は多摩美時代の1つ上の先輩ですが、何かと縁がある方。お互いの展覧会に行くこともあれば、別の絵画展で偶然会うこともしばしばです。
大学時代は版画、それもリトグラフを専攻していた関さんですが、今は木版画作品を制作しています。
「リトグラフは体に悪い素材ばかりを扱うので、木版に切り替えた」と聞きましたが、木版の暖かい素材感は関画伯の画風に合ってますね。
青を基調にした、風がそよいでくるかのような画面は、なんとも心がなごみます。
レトロな奥野ビルは、あの「美の巨人」でも取り上げられた昭和初期の建築。
今は画廊ビルみたいになっていて、けっこう飛び込みで見にくるお客さんも多いようです。
それにしても、思えば大学時代から時間が経ちました。
お互い、色々ありましたね。
関画伯は、最近色々と昔のことを思い出すと言ってましたが、 私もそうかな。
彼の大変だった時期…私も少し知ってますが、その時の絵も見せてくれました。
その時の絵に比べると、余計なものが削ぎ取られてますね。
お互いまだこれからです。
関雅治展は4月24日(日)まで、 奥野ビル2階ひのつみ画廊で開催中。
なごみたい方はぜひ足をお運びくださいませ。