昨日、たまたまBSでオンエアされていた「ボヘミアン・ラプソディ」、最初から最後まで全部見てしまいました。
もちろん、この作品は劇場で見たのですが、その時はまったく違った感想を抱きました。
先ず、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーといった、主演のフレディ・マーキュリー以外のメンバーが全員そっくりだってことです(笑)。
やっぱり、フレディのキャラ立ちが突出してるためか、似た人で芝居ができる人が探せなかったんでしょうね。主演のラミ・マレックは良く演じてたと思いますが、唯一無二のフレディ・マーキュリーと、そっくりにすることは難しかったのでしょう。
フレディ候補になった役者を検索してみましたが、やっぱりラミ・マレックで良かったんだろうと思いました。
逆に他のメンバーが似すぎてるんですよね。
姿形だけじゃなく、楽器を弾いてる様子もそっくり!
ブライアン・メイの物理学を専攻していたインテリジェンスな姿や、ロジャー・テイラーの短気な感じはイメージ通りだった気がします。
ラミ・マレックがご本人に似ているかどうかは別にして、フレディ・マーキュリーの孤独感がよく出ていたなあ。
だからこそ、見てるうちに、本人に似てるかどうかが気にならなくなっていくのでしょうね。 そこはさすがだと思いました。
そういえば、日本に来た時にフレディの警護をしていた人が、色々プレゼントをもらった話を聞いたことがあります。けっこう良い人だったんだろういうのと同時に、孤独な人だったのだろうと思ってしまいました。
エイズも今なら治っていただろうに、孤独ゆえに早く神に召されてしまったのかもしれません。
映画の中で流れるクイーン以外の音楽として、オペラ「蝶々夫人」などイタリアオペラの一節が流れますが、歌っているのがマリア・カラスでした(妻が気づいた)。
いや、たしかにカラスの声って、独特の寂しさがあるんですよね。
カラスもフレディ同様、孤独にさいなまされ早くに天に召された天才でしたが、共通した寂寥感がそこにあるような気がしました。
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