昨日は御徒町と錦糸町にある、南インド料理の名店ヴェヌスが赤坂にやってきたのを知って、早速足を運んでみました。
見ての通り、怒涛の9品。
左からパコラ(インドの野菜天ぷら)、ココナッツとタピオカのデザート、野菜サラダ、マライ・コフタ(野菜ボールのカレー)、豆のカレー、ラッサム、煮干しのカレー、チキンカレー、ナッツのカレー。
これにチャパティ(下の写真)、ドーサ(トップ写真右)、ナン、プーリーのうち1種のパンを選べます。
これで何と税込1050円というのですから、驚きですが、さらにビックリなのが、そのお味の旨いことと言ったら!
▲カレーリーフ入りのマライ・コフタ。
ケララの風モーニングの沼尻シェフが言うように、スパイス的な感じというより、香りを添える優しいお味にぴったり。
豆のカレーにある黒いスパイスはニゲラでしょうか。
ほんのりした香りはニゲラだけに、もう逃ゲラれません・・・なんて、ウフッ♪
煮干しのカレーとチキンカレー。
いやはや、煮干しの味にやられました♪
煮干しってカレーでもできるんですね。
食感とスパイスの風味が複雑なナッツのカレー。
よく日本のカレーでは、38種類のスパイス配合のカレーなどとうたっていますが、いくつものお皿が出てくるミールスでは、お皿ごとに主役の香辛料が違います。
デザートのココナッツのタピオカには甘みに合うカルダモンが入っていたりと、食材ごとにスパイスが異なるので食べ飽きません。
このご時世、けっこうな客さんが入っていて、みなさんわかってらっしゃいますね。
また、ナンを注文している人が一人もいなかったのは、世の動きか、場所柄か。
ともかくも赤坂で私の一番好きなスパイス料理店に勝手に認定!
ともかくもインド人はたくましいですね。緊急事態宣言にまったく臆しておらず、日本人はもう少し彼らの強かさを見習った方が良いのではないでしょうか。