昨日は食事をしながら珍しく地上波。
テレ東のドラマって、執事探偵とか奥多摩駐在刑事とか、適度に面白いんですね。
エールで脚本家の池田先生を演じていた、北村有起哉さんも駐在刑事に出演していたり、ここから有名になる人も少なくないようです。
昨日オンエアされていたのが、「作家探偵・毒島真理(ぶすじましんり)」、いや面白かったなあ♪
主人公が毒島、登場人物に百目鬼(どうめき)。
これは筒井康隆先生のオマージュですね。どの作品かは失念しましたが、『毒島』は毒島ラリオという人物が出てきましたし、『百目鬼』は百目鬼恭三郎という実在にいる朝日天声人語の筆者が、筒井先生の作品に出てきます。
毒島真理が犯人を心理的に蹂躙する、言葉のパワーも筒井先生ゆずりに思えました。
毒島探偵を演じるのは、あの大酒飲み俳優の佐々木蔵之介さん。
休みの日は朝から酒を飲む蔵之介さんの、 ガサッとした肌ツヤの感じは、まさに真の酒飲み! 京都で買った、蔵之介さんご実家のお酒も美味しかったから、この人は本物ですね♪
ドラマも面白かったけど、毒島探偵が作家志望や新人作家を追い詰めるセリフ。
いや、破壊力があったなあ。これは多分、原作にあるのでしょう。
これを見て思ったのですが、小説というのはプロ以外はNGの世界ですね。
文章というのは、誰でも書けるものなので、普通に入っていける間口の広い世界ですが、小説となるとトータルな世界観がないと、誰も読んでくれません。
その点、エカキの世界はどうかというと、小説とは対照的にアマチュアもOKの世界です。もちろん、アカデミックなデッサンなどは専門的な修練が必要ですが、一方でアンリ・ルッソーみたいな画家も受け入れられる世界です。
ひとえに小説はつまらないと先を誰も読まない媒体ですが、絵画はパッと見て面白ければ、それで成立する媒体というところかな。
それはそれで、その分大変な面はありますが(笑)。
ともかくも2時間のドラマを見せるというのは大変なこと。
原作の中山七里先生の小説は面白そう。ちょっと読んでみようかな♪
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