5、6年使ってたガスファンヒーターが突然キュルルと断末魔の悲鳴をあげて昇天しました。
正しく言うと、昨日から少し調子が悪かったのですが、今までの経験から、ガスファンヒーターというのは、調子がひとたびなると昇天街道なので、迷わずビックカメラ赤坂店に直行。
暖冬とはいえ、今日などはかなり寒いのでほかに選択肢はありません。
ところがビックカメラに、5日ほど前にはあったガスファンヒーターが、全く無いのにびっくり!
フロア担当の人に聞いてみたら、 売り尽くしセールで店頭のものは全部はけてしまったとのこと。
行く前に古いヒーターをリサイクルをしてもらえるか、ガスのホースは別売りか、どうかなど、あらかじめビックカメラには電話をしたので、まさか1台も無いとは思ってもみませんでした。売り場と直接つながらず、電話口の担当者に聞いたのがいけなかったのかもしれません。
がっかりしたところ、中国人の店員さんが在庫を見てきますというので、待つことしばし。果たして展示品が1個だけあってホッとしました。
展示品なのでポイントと合わせて半額以下で購入出来て良かったですが、待ってる間に、なかったら古いファンヒーターを持って、有楽町店に行くとか善後策を考えるしかないなとドキドキしてました。
あるものがないというのは、実に不便なものですが、ビックカメラの売り場を見ると、ガスも石油ヒーターなどの暖房器具は僅少です。店員さんの話では、エコを考えた影響でというのですが、電気もけっきょく火力や原子力発電から来てるので、どう考えても本末転倒じゃないかな。
それとも火を使わない安全性を優先しているのか?
エネルギーに詳しい方に、本当のところを教えて頂きたいものですが、どなたか本当のところをご存知の方はいらっしゃいますか?
昔・・・太陽光発電の仕事してるときには講師役で・・・この問題をよく話したもんです。実際突き詰めるとものすごく難しい問題が山積で一口には言えないですねぇ・・・。
一般家庭で一番エネルギーを使うのって・・・実は給湯なんだそうです。給湯に関して言うならば、ガス給湯(プロパンガス)と比較するとエコキュートっていうヒートポンプ式の貯湯給湯器の電気代は3分の1と言われてます。暖房はどうかって問題っすけど・・・東京ドームのやつはガスエンジンにヒートポンプの組み合わせみたいですね。つまりエアコンをガスのエンジンで動かしてるって感じ。
日本はなんで電化をすすめるかって疑問ですが・・・こりゃー、大規模インフラを一本化できるってのが最大のメリットです。
元がガスであれ原子力であれ石炭であれ、はたまた太陽光でも風力でも・・・電気に変えちゃえばいいという考え方です。全体の設備は多分強力に節約できます。
加えて・・・最近は石炭火力が見直されてます。実際日本は、火力発電所のタービンの効率は世界一。実に熱効率70%とかとんでもない値を叩き出すバケモン作ってます。ちなみに、蒸気機関車の熱効率はおよそ3%と言われていて・・・燃費の悪さじゃトップ爆走の機械です。
しかしです・・・問題は人が使う道具だってことです。効率だけなら電気が総合的に一番いいと思いますが・・・ガスの暖かさとか石油の利点とか・・・やはり蔑ろにできない点もあるわけで・・・とても難しんです。特に家庭内のエネルギーの問題は一筋縄じゃ行きません。
ガスコージェネレーションとかも一時はやったなぁ・・・。調べれば調べるほど難しいっすよ。
そーいえば、ガスエンジン冷房のメリットはね。エンジンで出てきた排熱をその場で再利用できるので、総合的に効率が良くなります。コージェネって考え方です。
東京ガスでエコウィルって製品が家庭用で発売されてます。ホンダのガスエンジンとノーリツって風呂釜メーカーが共同開発したおもろい機械っすよ。
問題はガスも石油もほぼ輸入。石炭はその気になれば日本でも採れるわけで・・・。太陽光、風力、地熱も国内生産品でまかなえる・・・かもしれない
だから、国は電気にしたいんですよ。主力を
(最後の一行が字数オーバー(笑)なので、いちおう。)
山口さん、おはようございます。
興味ふかいコメント、ありがとうございます。
火力発電についてはまさに正鵠を射るご意見ですね。
これについては、後日ブログにて返信しようと思いますので、
少しお待ちくださいませ。