14年ぶりのイタリア。
驚いたのは観光客の聞きしに勝る増加です。ローマでも、その当時からスペイン階段は飲食禁止で、ローマの休日みたいにジェラートを食べることができなくなってましたが、トレヴィの泉もコイン投げ禁止になっていました。
イラストみたいに、コインを投げようとするとコワモテの監視員が笛をピピピと鳴らし、喚起を促します。
そういえば、14年前トレヴィの泉は修復工事をしていて、直った直後にアメリカ人観光客が噴水の中で行水をするなどの乱交があって、色々議論があった末にコイン投げ禁止になったと聞きました。
↑ 見よ! この芋を洗うようなツーリストの群れを。
日本でも京都や奈良は外国人観光客で溢れ帰ってましたが、ローマはさすがにその比ではありません。
地元にお金を落としていくツーリストの存在は大事だけど、こんなに多かったら迷惑行為も後を絶たないんだろうなあ(あ、イラストの”断たない”は誤字かな?)。
イタリアは景観に対する条例が厳しいので有名ですが、さすがにツーリストの規制は難しいようで、まあ痛し痒しというところでしょうか。
↓ こちらサンタンジェロ城から見たヴァチカン方面の景観。
サムスンの大きな看板が景観を乱しておりまする(笑)。
自分もそのツーリストの1人なんで文句は言えませんけど、観光地をゆっくり見ることを期待してはいけない時代になってきたようです。
旅行中は好天にも恵まれ、地元のイタリア人にも親切にされて良い旅行になりましたが、たった1回だけ、その観光客の増加で妻がフユカイな思いをいたしました。
その話は次回以降どこかで。