亡き人のフィギュア作りが流行っていると放送する公共放送って?

昨日、NHKのおはよう日本を見ていたら、亡くなった人の写真をもとに、3Dでフィギュアを作るのが流行ってるというニュースをやっていました。

うーん。
番組では「そっくり」とか「思い出に」とか言ってましたけど・・・遺族には申し訳ありませんが、絵描きの目から言わせてもらうと、亡くなった人とはまるで別物としか言いようがありません。

以下、Twitterでの会話。

朝から亡くなった人のフィギュアが流行ってると、日本を陰気にさせて景気の足を引っ張るNHK。スイッチを切り、音楽に変えました

あれやだったわー。
こういうの欲しい人はどういう認知形式なのかと不思議でした。

気持ちわるいよね。身内なくした人にはわるいけど、あまりに後ろ向きだと思う。

かたちは問題ではないし、かたちで偲ぶものではないし、かたちは眼に浮かぶし。フィギュアにする意味がわかりません。

あのフィギュア見ると、宇宙人に体を乗っ取られた人間を思い出します。

ほお。

頭がバックリ割れて触手が飛び出る、物体Xみたいな。

確かに、姿形は故人と同じなんでしょうけど、そこに魂が入っているわけでもない。
物体Xとまで申し上げては失礼かもしれませんが、絵筆を通して故人を再現したものと違って、魂のないものに形だけ同じ皮をかぶせたものに違いありません。


ちなみにこちらは、私が描いたかつての古巣ジーイー企画センター創始者、
伊藤友雄会長の肖像画。長男の方が息を飲んだという自信作であります。

まあ、ニュースの大半は楽しいものではありませんが、事件性のないもので、こういう後ろ向きなものが流行ってると公共放送で流すのは如何なものかと思います。

基本、マスメディアは人の不幸で飯を食ってるものですが、もう少し日本を元気にするニュースでも放送すればどうかと思います。
最近は、朝ドラと合わせて気持ちが下向きになる番組が多いので、TVはCSにして、あとは音楽をかけてます。

これから、ますますTV離れは加速するのではないでしょうか。

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